ポーランド、ロシア領カリーニングラードを封鎖するための壁建設を発表

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ポーランドのブラスザック国防相は2日、ロシア領カリーニングラードとの国境を封鎖するため有刺鉄線や電子的な監視装置で構成された壁を建設すると発表、しかも建設作業は既に始まっているらしい。

ロシア側は国境沿いに壁を築くのはポーランドの自由なので反対しないものの「何の意味もない」と述べている

ポーランドとリトアニアに挟まれたロシア領の飛び地であるカリーニングラードはバルト艦隊の根拠地でもあり、ここにロシア軍は極超音速ミサイル「キンジャール(実際のところは航空機搭載タイプのイスカンデルMなので空中発射型弾道ミサイル)」を搭載したMiG-31Kを配備してNATO諸国に軍事的圧力を加えている。

ポーランド、ロシア領カリーニングラードを封鎖するための壁建設を発表

出典:kremlin.ru / CC BY 4.0 キンジャールを搭載したMiG-31K

数日前にポーランドがカリーニングラードとの国境を封鎖するため物理的な障壁の建設を検討しているとニュースになっていたが、ポーランドのブラスザック国防相は2日「ロシア領カリーニングラードとの国境を封鎖するため有刺鉄線や電子的な監視装置で構成された壁を建設する」と発表した。

この物理的な障壁は「ベラルーシとの国境に建設した障壁と同じものになる」と述べており、既にポーランド軍の工兵部隊によって建設作業が始まっているらしい。

ポーランド、ロシア領カリーニングラードを封鎖するための壁建設を発表

出典:Mariusz Błaszczak ベラルーシとの国境に建設した障壁の様子(建設当時のもの)

因みにブラスザック国防相はベラルーシ経由でポーランドに難民が押し寄せた件について「ウクライナ侵攻前に支援の拠点となるポーランドの不安化を目的にしたロシアのハイブリッド作戦だった」と述べており、これを防いだのがベラルーシとの国境に建設した障壁なのだが、ロシア側は国境沿いに壁を築くのはポーランドの自由なので反対しないものの「何の意味もない」と述べている。

ロシア、カリーニングラード配備の極超音速ミサイルでNATO本部を射程内に収める

 

※アイキャッチ画像の出典:Ministerstwo Obrony Narodowej 

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