ロシアのショイグ国防相、ドニエプル川右岸地域から部隊の撤退を命令か

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露国営メディアのRIAノーボスチは9日、特別軍事作戦のスロビキン総司令官が提案した「ドニエプル川左岸地域での防衛」にショイグ国防相が同意したため「ドニエプル川右岸地域からの撤退命令をショイグが出した」と報じている。

不利な状況下での撤退を公にする意図が不明、ウクライナと安全な撤退に関する交渉を行いたいのではないだろうか?

特別軍事作戦の総司令官を務めるスロビキン上級大将は9日「現状を総合的に判断しドニエプル川左岸地域での防衛を提案する。非常に難しい決断であるとことは理解しているが、最も重要なことは部隊の命と全体の戦闘効率を守ることにあり、限られた右岸地域に部隊を留めておくことは戦力の無駄になる」とショイグ国防相に提案。

ロシアのショイグ国防相、ドニエプル川右岸地域から部隊の撤退を命令か

出典:Google Map ヘルソン州の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

これ受けてショイグ国防相もスロビキン上級大将の提案に同意したため「ドニエプル川右岸地域からの撤退命令をショイグが出した」と報じており、民間軍事会社ワグナー(PMC)創設者のプリゴジン氏も「スロビキンの決断は簡単なものではないものの彼は責任を恐れない男で、この決定で生じる全ての責任を受け止める覚悟だ」と今回の決定を支持している。

ただ「左岸地域への撤退作戦は極めて困難で敵に背中を見せるのは不可能だ」とプリゴジン氏は付け加えており、本当にロシア軍がヘルソン市(ドニエプル川右岸地域)を捨ててドニエプル川左岸地域に撤退するのかは不明だ。

ロシアのショイグ国防相、ドニエプル川右岸地域から部隊の撤退を命令か

出典:IMA Media 演習に登場したShahed-136

管理人の個人的な見解だが、ロシアはドニエプル川右岸地域からの撤退を公にすることで「ウクライナと安全な撤退に関する交渉(条件はインフラ攻撃を当面行わないなど)」を行いたいのではないだろうか?

追記:今回からドニエプル川北岸地域→右岸地域、ドニエプル川南岸地域→左岸地域に変更

ウクライナ軍発表を信じるならロシア軍との交戦は激化、但し戦線に変化なし

 

※アイキャッチ画像の出典:Mil.ru/CC BY 4.0

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