リトアニア、米からハイマース8基購入へ


リトアニア、米からハイマース8基購入へ

高機動ロケット砲システム「ハイマース」。フィリピンで実施された軍事演習で(2022年10月13日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【写真】高機動ロケット砲システム「ハイマース」

 ロシアや同国と同盟関係にあるベラルーシと国境を接するリトアニアは、ロシアによるウクライナ侵攻開始以来、国防費を増やしている。

 アルビーダス・アヌシャウスカス(Arvydas Anusauskas)国防相は、2025~26年に納入予定のハイマースは「リトアニアがこれまで持っていなかった、まったく新しい強力な能力」を提供するものだと説明した。

 米国防総省の国防安全保障協力局(DSCA)は、「米国や他の同盟国との相互運用性をさらに強化しながら、能力を更新するというリトアニアの軍事目標に貢献するだろう」と述べた。

 ウクライナに供与されたハイマースは、ロシア軍に反撃する際の最も有効な手段の一つと広く見なされている。

 欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)に加盟している人口280万人のリトアニアは、国内総生産(GDP)の2.52%に相当する16億ユーロ(約2300憶円)以上を国防費に費やしており、来年7月にはNATO首脳会議を主催する。

 同国はさらに、300キロ離れた標的を攻撃できる長距離地対地ミサイル「エータクムス(ATACMS)」ミサイルと、より射程の短いロケット砲も購入する予定。【翻訳編集】 AFPBB News



Source link