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(写真:読売新聞)
11日、米中間選挙の開票作業を進めるスタッフら=ロイター
【ワシントン=田島大志】米中間選挙は11日、上院選(定数100)で与党・民主党がアリゾナ州で当選を確実にし、49議席で野党・共和党に並んだ。開票が続くネバダ州を民主党が制すれば、上院の主導権を維持することになる。
上院の過半数は51議席だが、採決で賛否同数になれば上院議長を兼ねるハリス副大統領が決定票を投じる。このため、民主党が50議席を確保すれば、事実上の多数派となる。ネバダ州で共和党が勝利した場合、多数派争いは、12月6日に決選投票が行われるジョージア州の結果に委ねられる。
AP通信の日本時間13日午前0時15分現在の集計によると、下院選では共和党の211議席に対し、民主党が201議席を固めて追い上げている。過半数(218)を目指し、両党が競り合いを続けている。