オランダのルッテ首相(左)とバイデン米大統領=6月29日、マドリード(AFP時事)
【ワシントンAFP時事】サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会の決勝トーナメント1回戦を巡り、バイデン米大統領とオランダのルッテ首相がツイッター上で、競技名を「サッカー」と呼ぶか「フットボール」と呼ぶかで「場外戦」を繰り広げた。
サッカーは、欧州では「フットボール」が一般的な呼称。ベスト16に残った両国は3日、ドーハで対戦し、オランダが米国を3―1で破って準々決勝に進んだ。
バイデン氏は試合前、ツイッターに米チームを応援する動画を投稿。「これはサッカーと呼ぶんだ」と強調した。これに対し、ルッテ氏は試合後、「ごめん、ジョー(バイデン氏のファーストネーム)、フットボールが勝ったんだ」とウインクの絵文字を付けて投稿した。
さらにバイデン氏は4日、ルッテ氏に返信。「厳密に言うと、フットバル(オランダ語のサッカーの意)ではないのか?」と指摘した上で、「冗談はさておき、あなたのチームと国にお祝いを申し上げる」と祝意を伝えた。