ロシアの武器製造が止まらない理由、制裁を回避する物流ルートの存在

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ロシア軍の小型UAV「Orlan-10」を製造に必要な部品は制裁を回避する物流ルートでロシアに運び込まれており、この中には日本の斎藤製作所が製造するエンジンも含まれていると報じられている。

ロシアは制裁を回避する物流ルートを既に確保しており、このような手段で入手した部品が巡航ミサイルの製造にも活用されているのだろう

ロシア軍とウクライナ軍は互いにUAVを大量に投入して戦場認識力を拡張しており、UAVの捕捉した情報はリアルタイムで共有されるため砲兵部隊の反応時間は大幅に短縮(20分以下→3分以下)され、上空からUAVに監視されている部隊が砲撃のキルゾーンから脱出するのは難しいと言われている。

ロシアの武器製造が止まらない理由、制裁を回避する物流ルートの存在

出典:Mil.ru/CC BY 4.0 ロシア軍兵士がOrlan-10を操縦する様子

この役割をロシア軍で担うのはMANPADSの有効射高外でも作動可能な小型UAV「Orlan-10」で、2023年の攻勢に必要な物量を揃えるため同機の製造に必要なパーツを買い漁っているらしい。

露サンクトペテルブルクにある特殊技術センター(STC)が製造するOrlan-10の構成部品は海外サプライヤーからの供給に依存し、制裁対象に指定されているSTCへの輸出は禁止されているのだが、ロイターの報道によれば「2022年中もロシア人が経営する香港(Asia Pacific Links)とフロリダ(IK Tech)の会社を通じてサンクトペテルブルク(iLogic)の会社にOrlan-10の構成部品が輸出されている」と報じており、輸出された部品の中には日本の斎藤製作所が製造するエンジン(FG-40型4サイクルエンジン)も含まれている。

つまりロシアは制裁を回避する物流ルートを既に確保しているという意味で、恐らくロイター、英国王立防衛安全保障研究所、iStoriesの共同調査で判明したルート以外にも物流ルーは多数存在している可能性が高く、このような手段で入手した部品が巡航ミサイルの製造にも活用されているのだろう。

当然、不正な手段で入手された部品の調達コストは正規ルートよりも高価で、正しく作動しないものも混じっている可能性が高いのだが、、、

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※アイキャッチ画像の出典:Дмитрий Медведев

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