ロシア軍のゲラシモフ参謀総長は22日、ウクライナの前線は安定しているとし、ロシア軍はウクライナ東部ドネツク地域の「解放」を完了させることに集中していると述べた。写真は12月21日、モスクワで開かれた国防会議に出席するゲラシモフ参謀総長(2022年 ロイター/Sputnik/Sergei Fadeichev/Pool via REUTERS)
[22日 ロイター] – ロシア軍のゲラシモフ参謀総長は22日、ウクライナの前線は安定しているとし、ロシア軍はウクライナ東部ドネツク地域の「解放」を完了させることに集中していると述べた。
ゲラシモフ氏は国防省が発表した国外駐留部隊への年末メッセージで「前線の状況は安定した。ロシア軍は『ドネツク人民共和国』の領土解放の完了に集中している」と述べた。
ロシアはウクライナ東部ルハンスク州のほぼ全域を支配しているが、ドネツク州の支配地域は6割程度。8月以降、ドネツク州のバフムトを巡る攻防が続いている。