中国、量産中の052DL型駆逐艦が進水間近、055型駆逐艦7番艦が初期作戦能力を宣言

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中国が5隻同時に建造していた052DL型駆逐艦の内2隻の進水準備が整い、055型駆逐艦の7番艦「無錫」が海上試験をパスして戦闘準備(初期作戦能力)が整ったことを宣言、もう中国海軍が世界トップクラスの戦力を保有しているのはまず間違いない。

ハイペースで就役艦の戦闘準備が整うということは、中国海軍の人材育成が艦艇の供給ペースに追いついていると解釈するのが妥当

中国が大連の乾ドックで052DL型駆逐艦を5隻同時に建造しているが2022年8月に確認され、海外メディアは「世界最大の中国海軍が052D型の大量生産を始めた」と報じていたが、今年3月に新たな登場が画像して「大連で建造していた5隻の内2隻が完成に近づいている=進水準備が整っているという意味」と話題になっている。

中国海軍の052D型駆逐艦は国産フェーズドアレイ・アンテナ「Type346(NATOコードネームはDragon Eye)」を改良したType346Aを採用、SAM、SUM、SLCM、SSMの全てに対応した垂直発射装置(VLS)が64セルも搭載されており、中国海軍は052D型の戦闘能力について「052C型の1.6倍」と、西側諸国のアナリストも「052D型はイージスシステム搭載の駆逐艦に相当する」と評価している。

現在建造が進められている052D型駆逐艦の発展型「052DL型(正式名称ではなくD型と新型を区別するための名称)」の詳細は不明だが、外見的には格納庫の増設やヘリコプター甲板の延長、ステルスタイプの航空機を検出するのに有利なメートル波を使用する長距離レーダー(JY-27Aベースの可能性が高く最大検出距離は400km前後)が追加されており、イージス艦に匹敵する052D型と052DL型の総数はまもなく31隻(D型25隻+DL型6隻)に到達、アーレイ・バーク級駆逐艦を凌駕する055型駆逐艦も7隻目が運用能力を獲得したらしい。

中国の環球時報(Global Times)紙は26日「055型駆逐艦の無錫が海上試験をパスして運用能力を実証、北海艦隊にとって無錫は戦闘準備が整った4隻目の1万トン級駆逐艦になった」と報じており、南海艦隊に配備されている055型駆逐艦(大連、延安、遵義)と合わせると7隻の戦闘準備が整っており、中国海軍のペース(米海軍で言うところ初期作戦能力を就役から約1年で宣言)で行けば8隻目の咸陽も2023年末か2024年初頭には戦闘準備が整っていると宣言するはずだ。

既に中国海軍(約340隻)は艦艇数で米海軍(300隻未満)を抜き去り、2025年には400隻に到達すると予測されているが、ハイペースで就役艦の戦闘準備が整うということは「中国海軍の人材育成が艦艇の供給ペースに追いついている」と解釈するのが妥当で、今のところ中国の海軍拡張に落とし穴らしきものは見えてこず、もう質的にも量的にも中国海軍が世界トップクラスの戦力を保有しているのは間違いない。

おまけ

最近、SNS上に登場した興味深い中国関連の話を幾つか紹介。


最近登場した中国の将来戦車に関するコンセプトの1つ、連結された先頭車輌は歩兵を運搬することができ、後部車輌は徘徊型弾薬やミサイルを搭載することを想定している。


上が中国海軍向けのJ-35(艦載機バージョン)、下が輸出向けのJ-31(2022年に撮影された未塗装の350003号機)


AIM-120を凌駕すると言われているPL-15の射程に関する言及、中国軍向けのオリジナルは200km以上、輸出向けのPL-15Eは射程が145kmに制限されているらしい。


また登場した中国の新しいUCAV、主翼下にミサイルを搭載しているのが確認できる。


上記で言及した052DL型駆逐艦が進水したことを確認、タイトルが、、、まぁいいか

中国、米イージス艦に相当する052DL型駆逐艦を5隻同時に建造中
中国初の強襲揚陸艦が就役間近、F-35も検出可能な新型駆逐艦も公開

 

※アイキャッチ画像の出典:CCTV 正午国防军事

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