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日本の浜田防衛相は20日「正規軍と準軍事組織の武力衝突が続くスーダンから在留邦人を国外退避させるため、周辺国のジブチに自衛隊機の派遣し待機するよう命じた」と発表、早ければ今週末にも自衛隊機がジブチに向けて出発するらしい。
派遣する機体はC-2やC-130が候補に上がっており「計3機の派遣」で調整が進んでいるらしい
スーダン暫定政権の主導権を巡る戦いは19日午後に発効した停戦が破られ、首都ハルツームを含む各地で武力衝突が続いており、スーダン医師会は6日間の戦いで1,400人以上(死者198人/負傷1,207人)の民間人が死傷したと発表した。
アルジャジーラは19日「北ダルフール州のエル・ファーシル近郊で正規軍と準軍事組織(RSF)の戦闘が発生している」「首都の大統領府官邸や陸軍本部で両軍が戦闘を再開した」「首都の弾薬庫が爆発して大規模な火災が発生している」「RSFが米国大使館の車列を攻撃した」「正規軍はハルツーム国際空港の支配できていない」と報じており、戦闘は収束する気配は全くない。
20日朝に撮影された首都ハルツームは大統領府官邸、省庁が集中する地区、国際空港のあたりが黒煙に包まれている=戦闘が停止していないことを強く示唆している。
Images of this morning in the capital Khartoum :'(#Sudan #Khartoum #السودان #الخرطوم pic.twitter.com/BshbkKPIVS
— salmaa 🇸🇩🦋 (@Views2d) April 20, 2023
日本政府は19日「正規軍と準軍事組織の武力衝突が続くスーダンから在留邦人を輸送するため自衛隊機の派遣準備を始めた」と発表していたが、浜田防衛相は20日「正規軍と準軍事組織の武力衝突が続くスーダンから在留邦人を国外退避させるため、周辺国のジブチに自衛隊機の派遣し待機するよう命じた」と発表、早ければ今週末にも自衛隊機がジブチに向けて出発するらしい。
日本政府は首都ハルツームで戦闘が続いているため「直ちに現地入りするのは困難だ」と判断、ひとまずジブチに自衛隊機を待機させて「現地情勢を見極めた上で移動手段やルートを判断する」と報じられている。
因みに派遣する機体はC-2やC-130が候補に上がっており「計3機の派遣」で調整が進んでいるらしいが、首都近郊にピックアップポイントを確保するなら地上戦力を派遣する必要があるので、現実的には在留邦人が自力で衝突が報告されていないスーダン東部に移動し、そこで自衛隊機が在留邦人をピックアップポイントするしかない。
追記:現地メディアは東部ダガーレフ州でスーダン軍はエチオピア軍と交戦(RSFとの交戦勃発と同じタイミングで国境周辺に展開してきたエチオピア軍の部隊らしい)したと報じているが詳細は不明だ。
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※アイキャッチ画像の出典:航空自衛隊
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