トルコ、T-7AやFA-50と競合する練習機/軽攻撃機「Hürjet」が初飛行

[ad_1]

トルコは第5世代機の訓練に最適化された超音速練習機「Hürjet」の初飛行に成功、2025年末までに開発作業を終えて「トルコ空軍のT-38更新需要」や「潜在的な海外顧客のニーズ」を満たしていくと報じられている。

トルコ航空宇宙産業の開発体制や製造基盤は非常に強固

2017年に開発が始まった超音速練習機「Hürjet」は近代的なコックピットと第5世代機の訓練に最適化されたミッションコンピューターを搭載する予定で、高度なレーダーや通信システムも搭載されるため軽攻撃機(F404-GE-102搭載/最高速度M1.2/ペイロード3,000kg)としても使用でき、T-7A、M-346、FA-50、JL-10、Yak-130などと競合する航空機だ。

YouTube video

今年2月にロールアウトしたプロトタイプは地上テストを続けていたが、現地メディアは「23日に初飛行を行った」と報じている。

トルコ航空宇宙産業はHürjet以外にも第5世代戦闘機「TF-X」、ステルス無人機「ANKA-3」、AH-64Eクラスの攻撃ヘリ「ATAK2」、多目的ヘリ「10TON UTILITY HELICOPTER」の開発を同時に進めながら、基本練習機のHÜRKUŞ、軽攻撃機のHÜRKUŞ-C、MQ-1クラスのANKA-1、MQ-9クラスのANKA-2、小型のATAK、汎用タイプのT625などの量産も行っているため、開発体制や製造基盤は非常に強固と言えるだろう。

トルコ、T-7AやFA-50と競合する練習機/軽攻撃機「Hürjet」が初飛行

出典:Turkish Aerospace Industries, Inc ANKA-3

TB2、TB3、Akinci、Kızılelmaを要するBAYKARに注目が集まりがちだが、トルコ航空宇宙産業もHÜRKUŞ-C、ANKA-1、ATAKの輸出に成功しているため、海外市場で一定の支持を獲得している=決して無名の存在ではない。

トルコが第5世代機に続きステルス無人機ANKA-3も公開、まもなく初飛行に挑戦
トルコにウクライナ製エンジンが到着、重攻撃ヘリ「ATAK2」が今月中に試験を開始
海外依存から脱却するトルコ、念願の国産ターボシャフトエンジン量産を開始
トルコ、米国製の無人戦闘機MQ-1Cと同クラスのAnka-Sをウクライナと共同製造
トルコが狙うアジアの無人機市場、マレーシアもトルコ製UCAVを選択
トルコが開発中の第5世代戦闘機TF-X、プロトタイプがロールアウト

 

※アイキャッチ画像の出典:Recep Tayyip Erdoğan

[ad_2]

Source link