ウクライナ軍がセヴァストポリを攻撃か、ロシア軍はバフムート市内で前進

[ad_1]

ロシア軍占領下にあるセヴァストポリのコザチャ湾にある燃料タンクで大規模な火災が発生、バフムート市内ではロシア軍が「第56機械化旅団の駐屯地」を制圧した可能性が高く、ウクライナ軍は「アパート密集地」に撤退した。

今のところウクライナ政府や軍はセヴァストポリの火災について何も言及していない

セヴァストポリのコザチャ湾にある燃料タンク=44°35’00.3″N 33°25’02.6″Eで大規模な火災が発生、地元当局者は「ドローン攻撃で火災が引き起こされた」と述べており、クリミア出身の連邦院(上院)議員は報復として「オデーサにある石油貯蔵施設や軍事拠点を破壊すべきだ」と訴えている。

今のところウクライナ政府や軍はセヴァストポリの火災について何も言及していないが、何度もセヴァストポリ上空には謎の無人機が侵入してロシア軍の防空システムが作動しているため、ウクライナ軍のドローンがコザチャ湾の燃料タンクに自爆攻撃を仕掛けた可能性は高い。

バフムート市内の戦いはロシア軍が「第56機械化旅団の駐屯地」を制圧した可能性が高く、周辺を守っていたウクライナ軍がに向かって移動する様子が確認されたため、この一帯のウクライナ軍は「アパート密集地」に撤退したと評価するのが妥当だ。

ウクライナ軍がセヴァストポリを攻撃か、ロシア軍はバフムート市内で前進

出典:GoogleMap バフムート市内の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

因みにゼレンスキー大統領は29日「F-16が提供されていれば反攻作戦で大いに役立っていたかもしれないが、我々はF-16に頼らず反攻作戦を開始するだろう」と述べており、恐らくハルキウでの反撃と同じやり方=防空システムを前進させて前線上空にエアカバーを提供するのだろう。

ゼレンスキー大統領は「F-16の訓練に時間がかかると主張は間違いだ=ロシアをなだめるための言い訳」とも述べており、経験豊富なF-16の元教官も「最短69日でF-16を飛ばせる可能性がある」と述べているが、これは文字通り「F-16を単独で飛ばせるだけ」という意味で、ここから実戦に不可欠なスキルを身につけるため何年も訓練を積む必要があると付け加えている。

ウクライナ軍がセヴァストポリを攻撃か、ロシア軍はバフムート市内で前進

出典:U.S. Air Force photo by Master Sgt. Tristan McIntire

なぜ実戦経験を積んだウクライナ人パイロットがF-16を直ぐ使いこなせないかは過去記事で触れているので、興味のある方は読んでみてほしい。

ウクライナ人パイロットは数ヶ月でF-16を飛ばせる、但し飛ばせるだけ実戦は別
バフムート市内の戦い、ロシア軍が防衛ラインを突破してT0504に到達
バフムート市内の戦い、ロシア軍がウクライナ軍最後の拠点に侵入を開始
ウクライナ国防省、ロシア軍は兵力36.9万人と重火器5,900門を戦いに投入
バフムート市内の戦い、ウクライナ軍の第56旅団駐屯地にロシア軍が到達
ロシア軍が再びバフムート包囲に向けて攻勢、市内でもじわじわ前進中
ヘルソン州の戦い、ドニエプル川左岸のオレシキー郊外にウクライナ軍が到達
バフムート市内の戦い、ロシア軍がウクライナ軍を街の西端に押し出す

 

※アイキャッチ画像の出典:Telegram経由



[ad_2]

Source link