韓国は、半導体市場の不安定性や中国市場の不振などの影響により、輸出が７カ月連続でマイナス成長となっている。先月の輸出額は４９６億２０００万ドルで、前年同期比１４．２％減少し、輸入額も５２２億３０００万ドルで１３．３％減少した。
このため、４月の貿易収支は２６億２０００万ドルの赤字となり、貿易収支赤字は１４カ月にわたり続いている。
しかし、貿易収支赤字幅はこの１０カ月で最も少ないなど、「希望」も見えている。今年に入ってからは１月の１２５億２０００万ドルの赤字から改善が続いており、特に４月の月間赤字規模は昨年６月以来の低水準となっている。
韓国の輸出は、世界的な景気鈍化や半導体業況の悪化などの影響で、７カ月連続でマイナス成長となった。品目別では、半導体が４１．０％減、ディスプレーが２９．３％減、石油化学が２３．８％減など、輸出減少傾向が大きかった。
１５大主要輸出品目のうち１２品目がマイナスを記録し、特に半導体輸出は９カ月連続で後退した。メモリー単価下落や需要不振などの悪材料が重なったためである。これに対し、２位の自動車輸出は１年前より４０．３％増え、好調を維持している。
地域別では、中国が２６．５％減、東南アジアが２６．３％減など、輸出が振るわなかったである。主要輸出品である半導体の対中輸出も４月１～２５日基準で３１．８％減少した。
これに伴い、対中輸出は１１カ月連続でマイナスの泥沼から抜け出せず、対中貿易赤字も１カ月間で２２億７０００万ドルに達した。
一方で、欧州連合（ＥＵ）が９．９％増、中東が３０．７％増え、輸出の支えとなっている。
しかし、主要国の金利引き上げなど対外的な変数が多いため、下半期に無条件で輸出が改善することは難しいと、カトリック大学経済学科のヤン・ジュンソク教授は指摘している。
韓国の輸出にとって重要な市場である中国との貿易赤字は、今年に入ってから縮小傾向にあるが、まだ改善の余地がある。また、半導体市場が不安定な中、韓国の半導体輸出にとっても課題が残されている。
コメント欄では以下のような意見があった。
「韓国の貿易赤字が続くと、企業や個人の借金が返済できなくなり、北朝鮮と同じ経済水準まで落ちるかもしれない。現在の借金、出生率、自殺率、貧困率は、絶望的な状況になるだけだ。韓国企業の4割が借金の利息を返済できず、見たことのない規模の連鎖倒産が起こりうる状況だ。公共サービスや社会福祉の基本機能すら維持できないレベルになる可能性がある。韓国人の原点が確認できるかもしれない。」
「韓国は日本との外交を無理してやる必要はない。日本からの輸入がゼロになるだけでも、貿易赤字は改善する。イランに対する前例に沿って輸入したものの代金を支払わないようにすれば、更に貿易赤字は改善できる。」
「韓国内では、エネルギー関連や食物物価関連の上昇もあり、警戒感が皆無だ。ハンギョレ新聞社は、内容の一部を誤魔化して『黒字』表記するのではないか。」
「韓国経済を牽引したのは半導体だが、ウクライナ戦争の収束が見えない状況で、韓国製兵器砲弾を米国はじめ世界各国輸出が好調に推移した。半導体不況をカバーできたことは韓国経済の救世主になったと思う。」
「韓国は大丈夫。必ずまた巨額な黒字がでるよ！気にしない！」
「彼らの加工貿易は限界に来ている。技術のパクリと盗難で培った産業など、一時的に赤字脱出しても、成長するはずはなく、衰退傾向からは逃れられないだろう。」
「韓国は大概なことを反日でやってきたが、ここに来て足元の経済が揺らいでいる」
韓国、輸出７カ月連続マイナス成長…貿易赤字幅はこの１０カ月で最小
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7fdef63587ab09c9b6dd36edacc2adcc5773ccd
