
“ウクライナ陸軍司令官「バフムトで効果的な反撃」ロシア軍が一部撤退”
激しい攻防が続いているウクライナ東部・バフムトの戦況についてウクライナ軍の司令官は、「効果的な反撃を行っている」と述べ、一部でロシア側を押し返している模様です。
ウクライナ陸軍のシルスキー司令官は11日、SNSに投稿し、「ウクライナ部隊のよく考えられた守備で効果的な成果が出ている。このため敵は最大で2キロ後退した」と述べました。
そのうえで、「訓練された(ロシアの民間軍事会社)ワグネルの部隊が疲弊し、代わりに訓練の不十分なロシア軍部隊が配置されたが、戦闘で敗北し撤退している」と明らかにしています。
また、ワグネルの創設者プリゴジン氏は10日、ロシア軍の部隊がバフムト南部の陣地から逃走したため、ワグネルの戦闘員に多くの死者が出たと明らかにしています。
アメリカのシンクタンク戦争研究所は、「バフムトではロシア側は場当たり的な対応と指揮系統の失敗で、効果的な作戦実施が妨げられている」と分析しています。
画像:Ukraine Armed Forces Press Service
テレビ朝日