打撃ケージの下敷きになり野球部員大けが 顧問の高校教諭を書類送検

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打撃ケージの下敷きになり野球部員大けが 顧問の高校教諭を書類送検

長崎県

 川棚署によると、生徒は昨年9月5日午後4時15分ごろ、顧問の指示を受け、他の部員6人とともにケージを片付ける作業中に下敷きになった。ケージは全長約14・3メートル、高さ3メートル、重さ330キロ。3面あるネットがコの字形につながれた構造で、折り畳み式になっている。けがをした生徒は、各面を折り畳んでケージを片付けようとした際、倒れてきたケージの下敷きとなったという。顧問はその場におらず、生徒だけでケージを撤去していた。

 署は、大人が監督せずに生徒だけで不慣れなケージの撤去をさせれば、事故につながる可能性があると認識しながら立ち会わず、結果的に事故につながったとみている。

 下敷きになった生徒は首の骨が折れるなどの大けがを負い、現在も入院しているという。

朝日新聞社

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