橋下徹氏(左)と立憲・泉代表
弁護士の橋下徹氏が3日、「NewsBAR橋下」(ABEMA TV)に出演。立憲民主党の蓮舫参院議員のツイッターに苦言を呈した。
【写真】32年前、タレント時代の蓮舫氏
この日のゲストは立憲の泉健太代表。岸田文雄首相の長男・翔太郎氏の首相秘書官〝更迭〟の話題では、泉氏は翔太郎氏が取った行動より、あっさり写真が流出したほうが問題と指摘し「やっぱりオフィシャルなところで寝っ転がってっていうのは、それは無礼という話ですよね」とコメント。あくまで〝モラル〟の話だと語った。
これに橋下氏は「それは態度が悪いという話であって、態度の悪さっていうのは注意の仕方レベルがあるじゃないですか。それが『更迭だ!』とかなんとかだっていう話ではなく、『それ態度悪いよ』『ちょっと気をつけよう』っていうレベルの話。だから泉さんは今までの立憲民主との色を変えようとしてる」と分析。その上で「これ蓮舫さんだったら、怒り狂って追求してるよ」と付け加えた。
泉氏は「いやいやいやいや、そんなことない。そんなことないですよ。蓮舫さんばっかり、そんな言わんといてくださいよ」と動揺を見せつつ「蓮舫さんは本当に…蓮舫さんはえーとですね…この国の無駄遣いを徹底して切って、ちゃんと子育てに回すっていうことを使命にしてるから、それはだらしない政治は泉健太も含めて許せないんですよ。だから僕もシャキッとしないといかん」とフォローした。
しかし、橋下氏は「分かります。蓮舫さんわざと面識あるからそう言ったんですけど、そうはそうであっても泉さんが覚悟を決めて150議席宣言して、達成できなかったらやめる覚悟だって言った時に、ちゃちゃ入れたんですよ蓮舫さん。泉さんがその後いろいろ説明した時に『弁明はどうのこうの』みたいな。僕からすると、それはちゃちゃ」と断じた。
泉氏は先月12日、次期衆院選の獲得議席に関して150議席を自身の進退のボーダーラインと設定したことに対し「できなかったら辞任という発想ではなく、立民の議席を伸ばすという決意と覚悟を示しました」とツイッターに投稿。
これを当初の発言の〝軌道修正〟と受け取った蓮舫氏は「その場に伝わったとは思えないですが、こういう弁明はどうなのか」とツイートし、SNS上で舌戦が繰り広げられていた。
東スポWEB