(左から)東野幸治、中田敦彦 (C)ORICON NewS inc.
お笑い芸人の東野幸治が、2日深夜放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』(金曜 深1:00)に出演。YouTubeで松本人志に提言した動画を公開したオリエンタルラジオの中田敦彦が、同動画以外の場所で自身にも言及していたことに触れ、率直な思いを打ち明けた。
【動画】「松本人志への提言」と題し動画を投稿した中田敦彦
中田は5月29日に公開した動画で、“結成16年以上”の漫才師を対象にした新たなお笑い賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』(フジテレビ系)について語り、松本が日本のお笑い界にとって権威になりすぎていると指摘。『THE SECOND』では観客が審査員で松本はアンバサダーという立場だったが、マシンガンズの2本目のネタで紙を出したことに松本が意見したことで「価値観に介入した」と具体例を上げた。
この動画が大きな話題となっているなか、『THE SECOND』でMCだった東野は自身のツイッターで「おい!あっちゃん!こっそり悪口を言うのはやめてくれ!表で言ってくれ!よりにもよって吐き気がするイジリって!今後気をつけるからアドバイス求む!」と呼びかけた。
こうした流れを受けて、この日の番組冒頭、東野は「別に言わんでいいねんけど、いろいろネット界隈で揉めていて。オンラインサロンのコメントとかもあって。オレもそうなんやと思って、ワクワクしながら見ていたら、なんか東野っていう字が散見されていて、なんやと思って見たら、あっちゃんが『東野が吐き気のするイジり方をしている』と(発言していると)あって」とコメント。
ツイッターで引き合いに出した中田の「吐き気がする」発言は、東野のYouTubeチャンネルにダイノジが出演した時のことを指しているようで、東野は「(動画を見た中田が)5分くらいで吐き気を催したみたいで(笑)。オレの感情は『おーそんなんやーネタにできるかな、楽しいことが起こるんじゃないかな』という感じで。怒っている方もいたりとか、いろんな意見があるからね。でも、個人的には『あっちゃんとオレ、なんかあんの(笑)?』みたいな感じで『アドバイスちょうだいよ~』みたいな感じで(ツイッターで)やったら、世の中が騒ぎ出して」と騒動が大きくなっていったことへの思いを語った。
東野は続けて「うちの子どもにも『オレのイジり方は吐き気すんのかな?』って聞いて(笑)。『吐き気するじゃない?』『エー』みたいなことも言いながら」と笑いながらトーク。「そうしたら、最後の最後にやってきた、西野(亮廣)さん。(ツイッターで)みんなだいすきだみたいなのでまとめて、オチを探すみたいな感じで『東野幸治が一番悪い』と(笑)。なおかつ恥ずかしいのは、オレあっちゃんと連絡取ってないし、連絡先も知らないけど、そういうことがあって。吉本もやめられたし、会うこともないし、シンガポールも行ってらっしゃるし。どうしたもんかなと思って、困ったときには西野に会おうと思って(笑)。つぶやいて30分後に、西野にLINEで『久しぶりにYouTube出てくれませんかね?』『わかりました』みたいに機嫌良く言っていて、そこはそれで終わっていたら、ツイッターでは『東野から赤紙が届いた』みたいなことを書いていて、バラされてすごく恥ずかしい感じです」と笑わせた。
その上で「僕としては、怒っているわけでもなく、ちょっと逆にいいネタもらったなみたいな感じが本心なところではありますけど。これ聞いて、もし、あっちゃんがYouTubeで『カッコつけてんじゃね―よ、老いぼれ』みたいなことを言ったら(笑)、こっちも男の部分あるから、ほっそい二の腕でファイティングポーズ取っちゃうかもわかりません(笑)、でもアドバイスはお願いしますみたいなところでございます」と笑いのうちに締めくくった。
番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる(エリア外聴取は、プレミアム会員への入会が必要)。