米メディア、ウクライナがザポリージャ州で待望の反撃を開始した

[ad_1]

米国のワシントン・ポストやABCニュースも「遂にウクライナが待望の反撃を開始した」と報じており、どうやらウクライナ軍の部隊は数日前から前線近くポイントに終結していたらしい。ただゼレンスキー大統領は反攻作戦について沈黙を守っている。

ウクライナ軍が攻勢限界を迎える前に「どこまで前進できるのか」が注目される

ワシントン・ポストは露メディアやロシア軍関係者の発言を引用して「遂にウクライナが待望の反撃を開始した」と報じており、この反攻作戦はNATO加盟国の軍人と数ヶ月間に及ぶ訓練で鍛えられた部隊で行われている」と指摘、ABCニュースも「西側当局者がよく訓練を受けたウクライナ軍の部隊が数日前から前線近くポイントに終結していたと、ウクライナ政府高官も活発な反攻作戦が進行中だと明かしていたが、ザポリージャ州で大規模な戦闘が始まった」と報じている。

米メディア、ウクライナがザポリージャ州で待望の反撃を開始した

出典:GoogleMap ザポリージャ州オレホボ周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

まだゼレンスキー大統領もウクライナ軍もザポリージャ州での反攻作戦について一言も触れておらず、現地メディアも海外メディアの報道を引用して「反撃が始まった」と報じているが、ウクライナ軍はノーバ・カホフカ方面への砲撃(1,522回)で「敵は3個中隊相当の兵士を失い、戦車12輌、歩兵戦闘車5輌、装甲車両5輌、自走砲3輌、多連装ロケットシステム2輌、防空システム、弾薬庫を破壊した」と発表しており、オレホボ周辺の反攻作戦に合わせてドニエプル川対岸への圧力も高めているようだ。

ハルキウでの反撃はロシア軍に占領されていた地域の戦力密度が極端に低下していたため「信じられないような早さ」で戦線が崩壊したが、ザポリージャ州の戦力密度はハルキウとは比べ物にならないほど高く保たれており、膨大な量の塹壕、障害物、防御施設が設置されているため短期間で防衛ラインを抜くのは不可能に近く、ここを押し切る形でメリトポリやアゾフ海を目指すためウクライナ軍側にも相当の被害が出るだろう。

米メディア、ウクライナがザポリージャ州で待望の反撃を開始した

出典:Telegram経由 オレホボ周辺の反攻作戦に投入されたレオパルト2

ただハルキウのような防御が手薄な地域はもう無いので正面からぶつかるしかなく、ウクライナ軍が攻勢限界を迎える前に「どこまで前進できるのか」が注目される。

因みにハルキウでの反撃時、ウクライナ軍は防空システムを前進させて前線部隊の上空をカバーしたため、今回も同じ手法を採用しているかもしれない。

ウクライナ軍が反攻作戦を開始、ザポリージャ州オレホボの南で交戦中
オレホボ周辺の戦い、ウクライナ軍がレオパルト2を含む装甲車輌を投入
意味深な発言、ゼレンスキー大統領が繰り返すバフムートでの前進

 

※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України

[ad_2]

Source link