ジャングル遭難40日間で生還した4きょうだい 父親から虐待疑惑が


ジャングル遭難40日間で生還した4きょうだい 父親から虐待疑惑が

取材に答える父親のラノクさん(ロイター)

【写真】奇跡の生還!子供たちを無事に保護するコロンビア軍

 5月1日、セスナ206がコロンビア南東のジャングルに墜落した。すぐに捜索隊が動き、数時間後、パイロット、母親マグダレナ・ムクトゥイさん、先住民指導者の大人3人の死体が発見された。そして、先住民の13歳、9歳、4歳、1歳の4きょうだいがジャングルをさまよっていたが、コロンビア軍は9日、子供たちを無事に保護した。

 そもそもセスナ機に乗っていたのは離れた場所に住んでいた父親と会うためだったとされる。その父親マヌエル・ラノクさんは捜索に30日間、参加していた。ラノクさんは4歳と1歳の実父であり、13歳と9歳の継父だという。しかし、飛行機事故で亡くなったムクトゥイさんの親族によると、ラノクさんには、連れ子の1人への性的虐待疑惑とムクトゥイさんへのDV疑惑が浮上している。だから、別々に暮らしていたというのだ。

 しかし、ラノクさんは「親族が子供たちを連れていきたいので、そんな話を言い出した。捜索している時にそんな話は出なかった。見つかってから、そんな話を言いだした。私は家族を虐待していないと断言できます。別々に暮らしていたのは、私が病気になっていたからです」と否定している。親族が子供たちを労働力として欲しがっているという。

 この問題について、コロンビア家族福祉研究所のアドリアナ・ベラスケス副事務局長は「親族の申し立てと事実の検証は、コロンビア家族福祉研究所が任命した家族オンブズマンが調査しています。」とし、プライバシーの観点から調査が終わるまで情報を出さないとしている。

 

東スポWEB



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