「令和おじさん」引っ張りだこ 菅長官、首相との官邸「同時不在」も

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「令和おじさん」引っ張りだこ 菅長官、首相との官邸「同時不在」も

 菅義偉官房長官が参院選の応援で引っ張りだこになっている。新元号を発表した「令和おじさん」として知名度が急上昇し、演説での集客力も高いためだ。4日の公示以降は毎日全国を飛び回り、14日は出身地・秋田県を訪れた。一方、この日のように安倍晋三首相とともに首相官邸を空ける「同時不在」の日も多くなっている。

 「参院選は令和初の国政選挙だ。ふるさと秋田で負けるわけにはいかない」

 菅氏は14日、同県の湯沢市役所前でこう声を振り絞った。演説を終えて街宣車から降りると、聴衆から握手攻めにあった。

 秋田選挙区(改選数1)は自民党現職候補と野党統一の新人候補による事実上の一騎打ちで「横一線の激戦」(自民関係者)。地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の同県配備計画をめぐる防衛省の調査ミスなどの影響で苦戦も指摘される。

 自民は秋田を激戦区と位置づけ、満を持して菅氏を投入。菅氏は日帰りながら県内5カ所で遊説をこなした。陣営幹部は「当選の可能性があるから応援に入ってくれる」と奮起する。

 菅氏には多くの応援依頼が舞い込み、三重、新潟、山形、大分といった激戦区を中心に熱弁をふるう毎日だ。連立を組む公明党候補の応援まで請け負う。効果はてきめんで、首相も演説で「官房長官も『令和おじさん』といわれて喜んでいる」と話す。今や小泉進次郎厚生労働部会長に並ぶ“客寄せパンダ”の様相だ。

 菅氏は今後も各地を回るが、普段は危機管理のため、あまり東京を離れない菅氏が官邸を不在にするケースが増えた。政府関係者は「緊急時は官房副長官が対応する」というが、野党は「最低だ。国民の安全を軽視している」(立憲民主党の蓮舫副代表)と批判を強めている。(中村智隆)

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