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先週末に閉幕したウィンブルドン選手権。最終日の男子シングルス決勝では多くのセレブたちが会場を訪れ声援を送っていた。主催するオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブのパトロンを務めるキャサリン皇太子妃もウィリアム皇太子、ジョージ王子、シャーロット王女と共にロイヤルボックスで観戦した。
【写真】ジェームズ・ボンドに会ったロイヤルファミリーたち
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このときカメラがキャッチしたあるシーンが物議を醸している。試合の合間に席を立った皇太子妃は近くの席に俳優のダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズ夫妻がいるのを見ると立ち止まって挨拶。皇太子妃とダニエルは2021年、彼の主演映画『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』のプレミアで対面している。
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ハリウッドスターのダニエルとレイチェルにとっても皇太子妃は特別な存在のよう。嬉しそうな表情で言葉を交わしていた。レイチェルが皇太子妃と握手する場面もあった。
和気あいあいとしたシーンだったけれど、これにもの申したのが有名王室記者のリチャード・エデン。ダニエルもレイチェルも座ったままだったことに不快感を露わにした。「この写真を見ると不安な気持ちになる。確かにレイチェルがカーテシーをしたりダニエルがお辞儀をしたりするスペースはない。でも起立して挨拶するべきではないのか?」とSNSにコメント、マナー違反だと指摘している。「ダニエルはサングラスを外すべきだ」とも。
でも一部のフォロワーはこれに反論。「ウィリアム皇太子やジョージ王子も座ったままのダニエルと普通に話していた。ロイヤルファミリーはそんなに気にしていない」とコメントする人もいれば「きっとキャサリン皇太子妃が2人を気遣って、座ったままでいいと言ったんだ」と推測する人も。もちろんエデンに同意するイギリス国民もたくさん。「握手するのに座ったままなんてひどい」「ジェームズ・ボンドはエチケットを学ぶべき」とコメントしている人も多い。
エデンは「ハリウッドスターであっても誰かに話しかけられたら立ち上がるべきだ。その人が我々の未来のクイーンであるなら、なおさらそうだ」とお怒り気味。ちなみにこの日、ドラマ「戦争と平和」などに出演している俳優のジェームズ・ノートンも皇太子妃やシャーロット王女とおしゃべりをしていたが立ち上がっていたそう。みんながみんな座っていたら、もっと大変な騒ぎになっていたはず。