ISSEI、初主演朗読劇で元「美 少年」メンバーの元カノと共演 ファン騒然の複雑なキャスティング

STARTO社のジュニアグループ「美 少年」の元メンバーで、2024年12月にTOBEへ移籍し「ISSEI」と改名した金指一世が、待望の初主演を務めることが7月11日に発表された。彼が挑むのは朗読劇「また、桜の国で」だが、共演者の一人を巡り、ファンの間で波紋が広がっている。

朗読劇「また、桜の国で」は、第156回直木賞候補作にして第4回高校生直木賞を受賞した吉村萬壱氏の同名小説を原作としている。ISSEIは主人公・棚倉慎役を演じ、W!LDBLUEの宮武颯や木村聖哉といった新進気鋭の俳優陣が集結する。この中でも特に注目を集めているのが、ヒロインのマジェナ・レヴァンドフスカ役を務める鶴嶋乃愛だ。

鶴嶋乃愛の名前が浮上したことで、ファンの間で過去の出来事が呼び起こされた。鶴嶋は2020年12月、当時ジャニーズ事務所所属だった「美 少年」メンバー、佐藤龍我との熱愛が「週刊文春」によって報じられている。当時、「美 少年」はデビュー目前と言われるほどの人気を博しており、そのタイミングでの熱愛報道はファンに大きな衝撃を与えた。ISSEIもまた、2024年11月まで同じ「美 少年」のメンバーとして活動していたため、過去に古巣の仲間と熱愛が報じられた相手との「気まずい」共演となることが、ファンを騒がせているのだ。

[ISSEI、初主演朗読劇で元「美 少年」メンバーの元カノと共演 ファン騒然の複雑なキャスティング

朗読劇「また、桜の国で」で共演する元美 少年メンバーISSEI(金指一世)と元メンバー佐藤龍我との熱愛が報じられた鶴嶋乃愛。複雑なキャスティングに注目が集まる。](https://news.yahoo.co.jp/articles/1c730fd096134fa236576d54aee2a50029133bfd/images/000)

この共演に対するファンの反応はX(旧Twitter)で次々と投稿されている。「この並び美担にはNGすぎる」「どんなキャスティング、お互い気まずくないのか?」「元メンバーの元カノと共演するISSEIどういう気持ちなんだろう」といった悲鳴にも似た声が多く見られる。

このキャスティングがファンの間でこれほどまでに動揺を広げているのは、単に過去の熱愛報道があったからだけではない。当時「週刊文春」の記事は、未成年であった佐藤龍我が、舞台出演中かつ新型コロナウイルスへの感染対策が求められる時期に、鶴嶋のマンションに通い“お泊まり”を繰り返していたと報じた。事務所はこれを自覚に欠ける行動と判断し、佐藤に活動自粛処分を下し、出演中だった舞台「DREAM BOYS」も降板する事態に至った。

この厳しい処分後、「美 少年」メンバーはファンや関係者に謝罪を行い、佐藤は約4カ月間の活動休止を経てグループに復帰した。2022年3月の単独コンサート「Spring Paradise」では、佐藤が涙ながらに「美少年で国民的アイドル、世界一のアイドルに絶対なります」と宣言するなど、この騒動はグループ全体の活動に大きな影響を及ぼした出来事としてファンの記憶に深く刻まれている。その渦中で共に活動していたISSEIだからこそ、当時の当事者の一人である鶴嶋との共演に、ファン以上に複雑な感情を抱いている可能性は高い。

異例ともいえるキャスティングが実現した今回の朗読劇。この状況がどのような「化学反応」を生み出し、作品として結実するのか、大きな注目が集まっている。

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