「え、ウソだろ」牛をペイントし“シマウマ化” 畜産家も笑いそうになった施策のスゴい効果

[ad_1]

TBS NEWS DIG Powered by JNN

【写真を見る】美しく輝くゴールデン・シマウシも…畜産家も笑いそうになった施策のスゴい効果

■「笑っちゃいそうになったけど・・・」“シマウシ”に姿を変えて モウ~NOストレス!

山形県南部にある置賜地方。日本三大急流の一つ、最上川を有し、周囲を山々に囲まれた自然の恵みが豊かな場所だ。ここは日本有数のブランド牛「米沢牛」が育まれる場所としても有名なのだが、3年前からある取り組みが注目を集めている。

それは、牛の『シマウマ化』だ。黒毛和種の、つやのある黒く美しいボディに、白い縦じま模様が浮き上がり、まさにシマウマのような様相だ。牛たちに一体何が起きているというのだろうか。

山形県置賜総合支庁農業振興課 菅井技師
「牛の虫よけ対策の検証です。現在、繁殖雌牛の簡易放牧の拡大を推進したいと考えているのですが、吸血昆虫による牛のストレスが課題となっています。これをクリアするため、ある研究機関の実施例を基に3年前から検証を行っています」

毎年夏になると多くの牛飼いの間で頭を悩ませるのが吸血昆虫「アブ」と「サシバエ」だという。アブやサシバエの吸血行動は牛にとって大きなストレスとなり、また吸血昆虫を忌避する行動によって体力が消耗し、乳量の低下や繁殖に悪影響を及ぼすのだという。

そこで期待されているのが「牛のシマウマ化=シマウシ」なのだ。

2019年、愛知県と京都大学の研究チームが「シマウマには虫があまり寄りつかない」という海外の論文をヒントに牛でも応用できないか検証を開始。すると吸血昆虫の飛来が減少し、牛が虫を追い払うときにする「しっぽ振り」や「首振り」などの回数も減ったという。

この研究結果を受け、自治体も「牛のシマウマ化=シマウシ」に動いた。すると、シマウマ化に効果が見られたのだ。

[ad_2]

Source link