悟空のパワーアップにも貢献した影のヒーロー!
意外な場面に現れて大きな活躍を見せたヤジロベー DVD版『DRAGON BALL Z 第6巻』(ポニーキャニオン)
数々の強いヤツらが登場する『ドラゴンボール』のなかで、活躍場面の多いキャラクターといえば悟空やピッコロ、ベジータなどの名前を挙げる人が多いのではないでしょうか。作中でも上位の強さを誇り、地球のピンチを救うこともありました。
【画像】実は地球を救っていた陰のヒーローの活躍(5枚)
しかし、直接敵と戦わずとも、さまざまなかたちで貢献したキャラもいます。そこで今回は、『ドラゴンボール』に登場した「陰の功労者」をご紹介します。
ひとり目は、まだ悟空が少年の頃に出会った「ヤジロベー」です。ピッコロ大魔王の手下・シンバルを一刀両断するほどの腕前がありながらも、勝てない相手だと判断したら一目散に退散する臆病さを持ったキャラクターです。
悟空がピッコロ大魔王と対峙した際もさっさと逃げ出しましたが、その後瀕死状態の悟空を救い出し、カリン様のもとまで送り届けました。
もしヤジロベーが悟空を助けていなければ、そのまま死んでいたかもしれません。しかも、瀕死の悟空を背負ってカリン塔を登りきらなければ、悟空がパワーアップすることもなく、ピッコロ大魔王にも勝てなかったことでしょう。
また、悟空が大きくなってからも、ヤジロベーは大猿化したベジータの尻尾を切り落としてピンチを救うというファインプレーを見せています。
続いて紹介するのは、界王様です。ダジャレが大好きで趣味はドライブというおちゃめな界王様ですが、悟空に「界王拳」と「元気玉」を伝授した人物でもあります。
悟空はこのふたつの技を会得したことで、その後ベジータやフリーザといった強者にも太刀打ちできるようになりました。
界王様自身は「界王拳」と「元気玉」は使えませんが、これらの特別な技を編み出し、悟空に伝授した貢献度は相当なものがあります。
ネット上でも、界王様について「テレパシー能力もあって有能」「ほかの界王や界王神には問題あるヤツが多いのに、この人は優秀」など、いろんな面で高評価する声が目立ちます。