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福島第1原発の処理水の放出をめぐり、中国が日本の水産物の輸入を事実上ストップする動きに出ている。実際に輸出が滞り、関西の企業にも影響が出始めていることがわかった。
【画像】日本産の鮮魚が姿を消した、中国・上海のスーパーの食材売り場
中国から姿を消した“日本の鮮魚”
大阪の台所、黒門市場で外国人観光客が食べて、食べて、食べて絶賛している日本の鮮魚!
中国からの旅行客は、日本のマグロやサーモンの寿司を食べていた。
中国からの観光客:
中国のとは食材も料理法も違って、とてもいいです。食感も全然違います
中国からの観光客:
日本は海に囲まれているので味が新鮮ですし、料理もすばらしいです
日本の鮮魚目当てで旅行に来る人も少なくない。
中国国内でも和食の料理店がとても人気だが…。
北京の日本料理店・従業員:
日本の鮮魚はもうありません。今は中国産のものに置き換わっています
実は今、日本の水産物が中国に実質、輸出できない事態に陥っている。関西の輸出関連業者は突然の状況に驚きを隠せない。
輸出関係業者:
7月になってからは通関が下りない。(きょうも)まだ下りていないですよ、もう腐ってますよ
ーー被害の規模は?
輸出関係業者:
例えば、一回の輸出で200~500万、多いところで1,000万くらい
7月20日、中国・上海のスーパーをのぞくと、日本の食材売り場で異変が起きていた。
上海支局・沖本有二記者:
こちら日系のスーパーの鮮魚売り場なんですが、日本産のものはほとんど見ることができません
ここ2週間で日本の水産物の仕入れが激減し、鮮魚売り場に並ぶのは、「ロシア産」のエビ、「カナダ産」のホッキ貝など。一体何が起きているのか?
中国税関総所HPには「食品、特に水産物は厳格に100%検査を行う」という記述が現れた。
これまで中国は、日本の水産物を輸入する際、一部を抜き取って放射線量を調べる「サンプル検査」を行ってきたが、7月7日、すべてを検査対象に切り替える考えを示した。
これにより、日本から鮮魚を仕入れている北京の日本料理店では、通常なら1日で税関を通っていたマグロやウニが、今回は1週間かかり、届いた時にはダメになっていたという。
北京の日本料理店 従業員:
店に着いた時にはとても刺身として使える状態ではありませんでした。味は酸っぱくなって臭くなり、ウニは溶けてしまっていました。損失額は200万元(約4,000万円)でした
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