ウェルネスとーく
結婚後、夫の仕事の関係などで兵庫県西宮市に移り住み、子育て第一の毎日を送っている西田ひかるさん。大の巨人ファンですが、西宮は甲子園球場のある阪神の本拠地だけに、家族はみんな阪神ファン。ちょっと微妙な立場ながら、中学と高校で野球に打ち込む2人の息子のサポートを通して、大好きな野球を楽しんでいるそうです。(聞き手・藤田勝)
【写真3枚】ポーズを決める西田ひかるさん
子育てにはもってこいの西宮
撮影・中山博敬
――西宮の住み心地はいかがですか。
すごくいいところです。大阪も神戸も京都も近いですし、北に車を10分走らせれば山があり、10分南に行けば海があって、自然に囲まれた場所です。文化的にも生活しやすく、子育てには本当にもってこいの場所だと思います。
――現在、お子さんは中学生と高校生で、どちらも野球部だそうですね。やはり阪神タイガースの地元というのが影響していますか。
阪神の影響は大きいですね。巨人ファンの私にとって唯一、癒やしになるはずの読売テレビも、まずは阪神のニュースが優先ですし、どこに行っても阪神カラーが強くて、幼稚園にも「トラッキー」という球団マスコットキャラクターが来て、子どもたちと遊んでくれたりします。夫や地元の方は「英才教育」と呼んでいるみたいですけれど(笑)、そんなこともあって子どもたちは阪神ファンですね。甲子園球場も自宅から車で15分くらいです。
――家族でプロ野球観戦に行くことも多いですか。
今は子どもたちが忙しいので、なかなか思うように行けませんが、小学校や中学校の頃は月に何回っていうぐらい、しょっちゅう甲子園に行っていました。
最初は行くのを恐れていた甲子園
――巨人対阪神戦も?
巨人ファンとしては最初、阪神の球場に行くのを恐れて、しばらく拒んでいました。でも阪神地区には阪神の選手も多く住んでいらっしゃって、幼稚園で子どもが一緒になったり、ご飯を食べに行くと阪神の選手がいらしてたりとか、身近で接して影響されてしまうことが多く、ついつい「この選手、いい人だったな」と思うと、もう応援してしまいます。
――では、いくらか阪神ファンになった?
いや、それは言えないですけれども、もう本当に野球ファンとして阪神の選手も応援しています。
――あくまでチームとしては巨人ファンということですね。
はい。JR芦屋駅前に、いつも巨人の選手やコーチが泊まるホテルがありますが、そのあたりは買い物や子どもの送り迎えなどでよく行くので、選手が乗ったバスと遭遇することもあり、出待ちしたこともあります。原(辰徳)さんにも声かけたら「どうしたの! なんでここにいるの?」ってびっくりしていました(笑)。