黒田尭之五段の渾身“勝負手”にベテラン棋士が目見開き仰天 仲間も「ふおー!え~!?」と大興奮の大逆転勝利/将棋・ABEMAトーナメント

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黒田尭之五段(左)

【映像】目をまん丸に見開き驚く佐藤康光九段

 本戦1回戦突破を目指すチーム斎藤は、第1・2局で連勝を飾り好スタートを切った。完全に流れを引き寄せるべく、第3局は初戦に続いて黒田五段が登板。「佐藤九段とは初手合いですが、私と将棋が似ていると指摘を受けることもあり、どうなるか予想がつかない楽しみな一戦です」と対局場へ向かった。

 個性派同士の一戦は、力戦相居飛車の戦いに。角交換から互いに玉を囲うじっくりとした展開となった。黒田五段が攻めに出たが、後手の佐藤九段が丁寧な受けでリードを拡大。△4四角と攻防手を放って勝負を決めに行ったかと思われた。チーム康光の控室では、高見泰地七段(30)と大橋貴洸(30)が「おお~素晴らしい!さすが“本格派”!これは相当逆転は難しいんじゃないですか?」と満面の笑みでモニターを眺めていた。

 黒田五段は細く切れそうな攻めの中で、▲5三銀。自玉への詰めろを外す渾身の勝負手を放つと、思わず佐藤九段もまん丸に目を見開く驚きの表情を見せた。チームメイトの冨田誠也四段(27)も「ふおー!え~!?」と大興奮の様子で歓声を上げていた。同門の兄弟子でリーダーの斎藤八段は「さすがの佐藤先生も困惑しているでしょう~」と嬉しそうな表情。黒田五段はここから一気に流れを引き寄せ、逆転勝利を飾ってみせた。

 解説を務めた北浜健介八段(47)も「▲5三銀はすごい手。よくあの短時間でこういう手が見えるな…」と驚きの声。ファンからも「ひょーええええ」「康光先生えーて顔したw」「びっくりしてたよねw」「ひょえー」「黒ちゃん!黒ちゃん!」「黒ちゃんすげえ!」「スーツへの執念」「黒田バズーカ」「康光先生はリアクション棋士」「ひやー」と大興奮のコメントが殺到していた。

 秒読みの中で大きな白星を奪った黒田五段は、「勝負勝負で迫ることができた。お互い時間がなくなってからも粘り強く指すことができた」と満足気な笑顔で一局を振り返った。

◆ABEMAトーナメント2023 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり、今回が6回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士14人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全15チームで行われる。予選リーグは3チームずつ5リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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