話題の「パインアメ復刻缶」が初日の販売から完売に!パイン公式Xが驚きの発表

パインアメ

つぶやきが話題になった「パインアメ復刻缶」

パインアメ、約70年ぶりに缶入りで復刻販売開始

大阪市に本社を構えるパインが、パイナップルの形をした「パインアメ」の缶入り商品を約70年ぶりに復刻発売しました。総販売数は3000缶で、販売は大阪・阪神梅田本店食祭テラスでスタートしましたが、なんと16日の販売分の600個の復刻缶は完売したとのことです。

パイン公式Xが「まさかの…本日分…完…売…」とつぶやく

パイン公式Xの公式アカウントでは、空っぽの棚の写真を添えて「まさかの…本日分…完…売…」とつぶやきました。

女性のメッセージが復刻缶の発売のきっかけに

パインのホームページによると、今年3月に祖母を亡くした女性が祖母の遺品整理中に古いパインアメ缶を見つけ、ツイートでそのことを伝えました。その缶は手芸のボタン入れとして使われていたとのことです。

女性は缶を捨てるか迷っていたが、Webでその価値を調べた結果、同社のSNSで過去の商品の缶や瓶をネットオークションで落札したエピソードを見つけました。そのため、女性は「捨てずに製造元で保管してもらう方がいいかもしれない」と考え、パインに連絡しました。

70年ぶりにお里帰りしたパインアメの缶

女性が見つけた缶には、パインの創業当初の社名である「業平製菓」が入っていました。パインは女性に対して「缶を大切に保管することを約束しました。パインアメの缶が約70年ぶりにお里帰りすることとなりました」と述べています。

このエピソードがツイッターなどで紹介され、70年以上のつながりが話題になりました。多くの声が復刻を求める中、パインは「このご縁を形として残したいと考え、一部のデザインを現代風にアップデートして復刻しました。缶の中の包装紙には、おばあさまと缶を寄贈してくれたご家族に感謝の気持ちを込めて、ボタン柄をこっそりとデザインしました」と述べています。

復刻缶の販売は21日まで

復刻缶の販売は21日まで行われますが、日によって販売数が異なります。17日、18日、21日はそれぞれ400個、19日、20日はそれぞれ600個の予定です。

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