ハンディファンが「逆効果」になる可能性に注意喚起
外気温が35度以上の場合、「逆効果」になる可能性がある
猛暑の中、多くの人々が熱中症対策としてハンディファンを使用しています。しかし、メーカーからの注意喚起が注目されています。
エレコムの公式SNSによれば、「外気温がこの暑さ（35度以上）だと、かえって逆効果になります。明らかに気持ち悪い熱風になったら使用を控えてください」とのことです。
では、なぜ35度以上の外気温でハンディファンを使用すると「逆効果」になるのでしょうか？伯鳳会東京曳舟病院の三浦邦久副院長に話を聞きました。
外気温が高いと熱中症リスクが高まる
外気温が35度に近くなると、体は「もっと汗をかかないといけない」と考えるようになります。その結果、脱水症状が起こり、気分が悪くなったり、頭痛が起こったり、場合によっては意識を失うこともあります。つまり、自分自身が熱中症を引き起こしてしまうのです。
三浦医師によると、ハンディファンを効果的に使用するためには、「濡れタオルなどと併用する」ことが重要だと言います。
効果的な使い方：冷却タオルや濡れタオルを使用しよう
ハンディファンを使う前に、ボディミストや香水を吹きかけてみましょう。さらに、冷却タオルや濡れタオル、手ぬぐいなどを肩にかけて使用すると、風の温度を下げることができ、冷たい風を楽しむことができます。
ハンディファンは、適切な使い方をすることで熱中症対策に効果的なアイテムとなります。
※本記事の内容は、ABEMAヒルズの情報を元に作成しました。
