「覆いかぶさって守ってくれた」元乃木坂46の松村沙友理が初めて語る震災体験【100年後の巨大地震に備えて】

松村沙友理の被災体験と阪神・淡路大震災

大阪府出身の元乃木坂46メンバー、松村沙友理さん。
松村さんは2歳のとき、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災(マグニチュード7.3)を経験しました。大阪府内でも全壊が895棟、住宅の半壊が7232棟など、住宅に大きな被害が出ました。

松村さんは当時、母親や兄妹と同じ部屋で眠っていたそうです。松村さんは以下のようにその状況を語ります。

「私自身は全く記憶がないんですけど、母が地震に気づいて『これはいつもの地震と違う』と感じたんです。母が子どもたちの上に覆いかぶさって、物が落ちてくるのから守ってくれたんです。それから父も自分が寝ていた部屋から私たちの部屋に来て、皆のことを守るために覆いかぶさったんだって、子どもの頃からよく聞かされてましたね。本当に大変だったそうです」

松村さんの自宅には大きな被害はありませんでしたが、この震災をきっかけに防災意識が高まったそうです。

「我が家では家具は必ず固定されていましたし、何かあったときのために防災バッグのようなものも常備されていました。家族みんなで、いざという時の備えはしっかりしていたと思います。消火器も備え付けられていて、それは阪神・淡路大震災で火災の恐ろしさを身をもって体験したからだったと思います。消火器が家にあるのは当たり前だと思っていました。みんなの家にあるものだと思っていました」

「若い人たちにも震災のことを知ってほしい」

阪神・淡路大震災を経験したことで、松村さんの実家には消火器が備えられるようになりました。
しかし、特番の収録で、実際に消火器を使ってみると…。

松村沙友理の被災体験

記事の出典元: 日本ニュース24時間