「大庄洞疑惑の矛先を変えてやる」…金万培氏、大統領選前に尹錫悦氏追及のフェイクニュースを計画していた

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「大庄洞疑惑の矛先を変えてやる」という衝撃的な計画が明らかになりました。大統領選前の緊迫した状況の中、金万培氏が民主党の李在明候補ではなく、国民の力の尹錫悦候補に疑惑を向けるために「フェイクニュース」を仕組んでいたのです。この重大な事実が、ソウル中央地検の捜査で明らかにされました。

フェイクニュースの裏側

金万培氏は2021年9月15日に全国言論労働組合連盟の申鶴林元委員長と会い、尹錫悦氏が大庄洞開発の融資ブローカーと会い、釜山貯蓄銀行事件をもみ消したという虚偽のインタビューに応じました。このインタビューは「ニュース打破」によって録音ファイルと内容が公開され、大統領選直前の攻勢として使用されました。

錯綜する真相

しかし、取材によれば、大庄洞開発の民間事業者と法曹界の意見を総合すると、金万培氏は申鶴林氏の虚偽インタビュー直後の21年9月末に、チョ・ウヒョン氏に対して「とんでもない方向に事件を引っ張っていくから、お前はただ知らんぷりをしていればいい」と話していたとのことです。また、金万培氏はチョ・ウヒョン氏に対して、「李在明を引き込んではならない。ユ・ドンギュの個人的逸脱行為ということにしなければならないので、インタビューの要請があれば、君もそのような趣旨で話してほしい」と伝えたそうです。検察もこの内容の供述を確保しています。

究明すべき真実

こうした経緯からも分かるように、当時の文在寅政権下の検察による大庄洞事件の捜査は、尹錫悦候補に疑惑が向けられるように進められていました。大統領選が行われる中でも、李在明氏側の捜査は遅々として進まず、法曹界関係者からは検察のいい加減な捜査やフェイクニュースに対する究明の必要性が指摘されました。

検察はさらに、金万培氏が尹錫悦候補を「大庄洞の本丸」として追及するためにフェイクニュースをでっち上げた別の状況も把握しているとされています。金万培氏が申鶴林氏の虚偽インタビューに応じた際、チョ・ウヒョン氏に電話をかけ、「釜山貯蓄銀行捜査の際、尹錫悦らが(あなたに)コーヒーをいれたとインタビューで話すから了解してほしい」と「口止め」をしたことも明らかになりました。

このように、大庄洞疑惑にまつわるフェイクニュースとその裏側の真相が明らかになりつつあります。事件の真相究明へ向けて、今後の展開が注目されます。


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