東京・品川区で行われていたマンション解体工事が、同業者たちが「ありえない」と話すほどの危険な状況になっていました。ビル解体中にはがれきの山が道路に流れ出し、隣のマンションのフェンスも完全に変形してしまいました。
マンション解体現場の危険性
解体中のマンションは崩れそうで、がれきの山が道路に広がっている様子は、驚くべきものがあります。隣のマンションのフェンスもがれきの重みで変形し、この状況を目の当たりにした同業者たちは、非常に危険だと感じました。
原因はずさんな解体作業
解体業に従事している男性は、「壊し方がひどそうだなと思っていました。囲いがシートなので、廃材が落ちた時に受け止められず、非常に危険だと感じます。シートではなく頑丈なパネルで囲いをつけるのが普通だと思います。上に積み重なったがれきは、危険だと思います」と話しています。
また、狭い場所で重機を使用することも問題視されています。「重機を使用するような場所ではないです。絶対的にありえないです」と述べる男性もいました。
建築の専門家も指摘
建築の問題に詳しい弁護士によれば、このような状況は道路交通法違反や器物損壊罪に当たる可能性があるといいます。
最終的には工事中止となる
品川区はこの工事を中止させる事態になりました。SNS上でもこの事件は話題になっており、多くの人々が現場を訪れています。
このような危険なマンション解体工事は、同業者にとっても「ありえないタブー」だと言えるでしょう。
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