ウクライナのイェルマク大統領府長官は以前からクリシェイフカの解放を示唆していましたが、第80空中強襲旅団が17日、「第5強襲旅団やリュート旅団と共にクリシェイフカを解放した」と発表しました。このニュースには、ゼレンスキー大統領も「領土を奪還した兵士に感謝したい」と同拠点の解放を称賛しています。
クリシェイフカの解放と安定化作業の進展
イェルマク大統領府長官は17日、「リュート旅団とツナミ連隊がクリシェイフカ集落内で国旗を掲げる写真」を公開して、同拠点の解放を示唆していました。そして、第80空中強襲旅団も「第5強襲旅団やリュート旅団と共にクリシェイフカを解放した」と発表し、ついにロシア軍を追い出すことに成功しました。このクリシェイフカは、バフムート南部の要衝であり、戦術的に重要な高台ゾーンでした。
ゼレンスキー大統領も夕方の演説で、「我々の領土を着実に奪還している兵士に感謝したい。第80空中強襲旅団、第5強襲旅団、リュート旅団のことだ。本当に良くやった」と述べました。東部司令部の報道官も「クリシェイフカ解放を確認した。本日（17日）クリシェイフカは正式に占領者から解放され安定化作業と地雷の除去が進められている」「我々は多くの敵と装備を破壊して深刻な敗北をロシア人に与えた。クリシェイフカを確保したことで敵の側面を露出させ、バフムートへの兵站ルート（T0513）掌握することができる」と述べました。
ウクライナメディアもクリシェイフカ解放を大きく報じており、ウクライナ軍も「クリシェイフカを起点に領土のさらなる解放を目指す」と述べています。
出典：管理人作成 バフムート周辺の戦況（クリックで拡大可能）
ロシア軍の後退とウクライナ軍の勝利
ロシア軍は後退した鉄道線とT0513沿いに防衛ラインを確立しようとしています。そして、ウクライナ軍はクリシェイフカを解放するために全力を尽くしています。これにより、ウクライナ軍は4ヶ月間で2600以上の敵砲兵装備を破壊し、ロシア軍の優位性を崩しました。
ウクライナ大統領府長官は、クリシェイフカ集落内で国旗を掲げる写真を公開しました。これは、ウクライナ軍が鉄道線の防衛ライン突破に取り組む様子を示しています。
ウクライナ軍の勝利は、バフムート地域における戦況の好転を示しています。ウクライナ軍は将来的にはさらなる領土の解放を目指していることが明らかです。
これにより、ウクライナ軍の勝利は確実に迫ってきています。
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