杭州アジア競技大会に目を向けると、韓国男子バレーボール代表チームが大会前に敗退するという屈辱を味わいました。韓国は金メダルを目標に掲げていたのですが、世界ランキング51位のパキスタンに0-3のセットスコアで完敗しました。これにより、韓国はアジア競技大会で「ノーメダル」となるのは1962年のジャカルタ大会以来、61年ぶりのこととなりました。
アジア競技大会での優れた実績
韓国男子バレーボールは1966年のバンコク大会から2018年のジャカルタ大会まで、アジア競技大会で14回連続でメダルを獲得してきました(金3・銀7・銅4個)。今年は2006年のドーハ大会以来、17年ぶりの金メダルを目指して杭州に向かいました。しかしながら、大会開幕前に始まった競技で3試合を戦い、12位から7位を決める試合に回る運命に見舞われ、連続メダル獲得記録は途切れました。
トータルメダル数61年ぶりの結果
男子バレーボールは最初の試合から苦戦を強いられました。アジア競技大会の男子バレーボールは19チームが6つのグループに分かれ、グループリーグを行った後、各グループの1位と2位が12強トーナメントに進出する形式で行われます。韓国は世界73位のインド、世界ランキングが集計されないカンボジアと共にC組に入ったのですが、予想通りの順位で12強入りが期待されました。
しかし、グループリーグの初戦でインドに2-3で敗れ、1位通過を逃しました。プロ選手が出場する国際大会で韓国がインドに敗れるのは、2012年のアジアバレーボール連盟カップの準決勝以来、11年ぶりのことです。
2試合目も順調には進まなかったです。カンボジアとの試合では最初のセットから接戦となり、25-23というスコアでした。最終的には3-0で勝利し、12強入りを果たしましたが、韓国バレーボールの自尊心に大きな傷を負わせました。
韓国男子バレーボールの厳しい現実
グループリーグの試合で表れた不安要素は、結局12強トーナメントの初戦での惨敗につながりました。韓国はパキスタンに対してブロック5-9、アタック34-45というスコアで劣勢となりました。韓国男子バレーボールの選手12人が計66億5800万ウォン(約7億4000万円)の年俸を受け取っている現実が、瞬間的に確認されたのです。
韓国は日本時間の24日午後8時に、世界47位のバーレーンとの順位決定戦を行います。
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