《レコード大賞のトレンド》「知らない曲ばかり」中高年の困惑、ドラマ主題歌が消え「アニメ・TikTok」が主流


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「大衆の強い支持を得た上、その年度を強く反映・代表したと認められた『作品』」に贈られる賞だが、今年は例年以上に「知らないアーティスト、楽曲が多い」と中高年を中心に困惑するがあがっている。

地上波ドラマに起用されてもヒットしなくなった理由

 アイドルプロジェクト『KAWAII LAB.』から最初にデビューした7人組女性アイドルFRUITS ZIPPER『かがみ』。 人気アニメ『ダンダダン』第2期オープニングテーマに起用されたアイナ・ジ・エンド『革命道中 – On The Way』 、若い世代に圧倒的支持を集めるABEMAで放送中の恋愛リアリティーショー『今日、好きになりました。』のニュージーランド編〜』主題歌である幾田りら『恋風』。

 3連覇に期待がかかるMrs. GREEN APPLE『ダーリン』、FRUITS ZIPPERの妹分・CANDY TUNE『倍倍FIGHT!』。国民的アニメ『名探偵コナン』のエンディングテーマで話題の新浜レオン『Fun! Fun! Fun!』、4月期にフジテレビ系で放送されたドラマ『波うららかに、めおと日和』主題歌のBE:FIRST『夢中』、3人体制になって初のシングルである純烈『二人だけの秘密』の10曲。

 音楽ライターは今年の楽曲の特徴をこう指摘する。

「平成までは地上波ドラマや映画の主題歌に起用されることがヒットへの近道でした。しかし見逃し配信や定額制動画配信サービスの定着で、若い世代の地上波離れが進んでいることで、地上波や映画の主題歌に起用されてもヒットに結びつかなくなっています。実際、今年の『レコ大』でドラマ主題歌からノミネートされているのはBE:FIRSTだけですしね」

 現在のヒットの法則は「人気アニメ主題歌に起用されること」と続ける。

「ソニーミュージックは子会社にアニメーション制作会社『アニプレックス』があることもあり、特に大物アーティストを積極的にアニメ主題歌に起用しています。昨年、世界的にヒットしたCreepy Nuts『Bling-Bang-Bang-Born』、ノミネートはされていませんが米津玄師さんも人気アニメ『チェンソーマン』の主題歌に起用されたことで、幅広い世代に支持をされています」



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