「日本ニュース24時間」特派員報告：2023年9月29日
みなさん、こんにちは。今回は、とても悲しい事件についてお伝えします。自称・動画編集業の27歳の母親が、当時3歳だった息子を布団で巻き、結果的に亡くしてしまったのです。
母親は…「耳をふさぎたくなるほどの叫び声で」
この事件は、千葉県我孫子市のアパートで発生しました。母親の永沼楓月容疑者（27）は、2022年2月、息子の清水奏良ちゃん（当時3歳）を複数枚の布団で巻き、窒息死させたとして逮捕されました。
当時、永沼容疑者は元夫と奏良ちゃんの3人で生活していましたが、犯行時は元夫が外出しており、永沼容疑者と奏良ちゃんの2人きりだったということです。
事件は、永沼容疑者が「息子が泣きやまず、布団で巻いたまま息をしていない」と119番通報したことで発覚しました。
司法解剖の結果、奏良ちゃんは吐いたものを吸い込んだことによる窒息死の可能性があるとされています。
近隣住民の証言から見える、嘆きの声
近隣住民によると、この事件の数カ月前から、子どもが泣く声や母親と思われる女性の怒鳴り声が耳に入っていたとのことです。泣き声が長く続いたため、近隣の人々は永沼容疑者の家に向かったという証言もあります。
近隣住民Aさんは、「お母さんらしき人が怒鳴っている声と、それに反応して泣いているお子さんの声が聞こえました。」と話しています。
また、近隣住民Bさんは、「『うるさい』『静かにして』といったお母さんの声だと思います。子どもは泣き叫んでいました。」と語りました。
さらに、近隣住民Cさんは、「子どもがあまりにも泣き続けるので、家まで行ってみたことがあります。でも、出てきませんでした。その後、1週間ほどで奏良ちゃんは亡くなりました。」と証言しました。
これらの証言から、永沼容疑者が数カ月前から何度も布団で奏良ちゃんを巻いていた可能性が浮かび上がっています。調べに対して、永沼容疑者は「夜泣きで耳をふさぎたくなるほどの叫び声だった」「しつけのつもりでやった」と供述し、容疑を認めているとのことです。
再発防止に向けて尽力する我孫子市
この悲劇を未然に防ぐことができなかったのか、我孫子市は関係各所から指導を受けながら、再発防止に取り組んでいます。
「日本ニュース24時間」は、こうした悲しい事件を報じる一方で、同じような悲劇が二度と起こらないよう、家庭や社会全体でしっかりと支え合っていく必要があると考えています。
もし、あなたが近隣で似たような事案を目撃したり、心配な点がある場合は、迷わずに関係機関に連絡してください。
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「イット！」からの情報を元にお伝えしました。
情報源：Yahooニュース
