出典:FNNプライムオンライン
インドネシアにおける初の高速鉄道が、中国の支援によって建設され、予定より4年遅れで開業しました。
高速鉄道の特徴
この高速鉄道は、中国が日本との競争を制して、2015年に建設を受注したものであり、中国の広域経済圏構想「一帯一路」の主要プロジェクトとなっています。
この鉄道は、首都ジャカルタと西ジャワ州の観光地バンドンを結び、約140kmの距離を最高時速350kmで結んでいます。従来、同じ距離を移動するのに3時間程度かかっていましたが、新たな高速鉄道のおかげで所要時間は40分程度に短縮されました。
開業への道のり
当初は2019年に開業する予定でしたが、土地の取得問題などの理由により建設には難航し、建設費も予定よりも膨らんでしまいました。その結果、債務の懸念も広がっています。
開業式に出席したジョコ大統領は、この高速鉄道の開業がインドネシアの発展につながると力強く強調しています。
まとめ
インドネシアの初の高速鉄道が中国によって建設され、予定よりも遅れて開業しました。この鉄道は、中国の支援によって実現したものであり、一帯一路構想の一環として注目されています。インドネシアの発展に大いに寄与することを期待したいですね。