北朝鮮の日本戦サッカー審判威嚇に英国も批判「衝撃的な事件」

北朝鮮男子サッカー代表チームの選手らが審判に威嚇

北朝鮮男子サッカー代表チームが杭州アジア大会で日本との準々決勝で敗れた後、審判に対して威嚇的な行動をとったことに、英国メディアが非難の声を上げています。

英紙サンは、北朝鮮代表チームが審判に暴行しようとしたと報じ、「北朝鮮代表チームキャプテンのチャン・グクチョルとキム・ギョンソク選手が試合終了のホイッスルが鳴った後、審判に強く抗議した。選手らは審判の腕を強く押すなど身体的な威嚇を加えた」と指摘しました。

また、サンは主審が後半35分に日本にペナルティーキックを与えたことが北朝鮮選手たちの怒りの原因になったと明らかにしました。北朝鮮のキーパーが日本の西川潤選手の足をかけ転倒させ、主審がペナルティーキックを宣言しましたが、キーパーはこれに抗議しました。

結局、日本の松村優太選手がペナルティーキックを成功させ、2-1で勝利する決勝点を決めました。北朝鮮はあわただしく攻撃を展開しましたが、点数に変化をもたらすことはできずに敗れました。

この事件は世界中に広まり、北朝鮮チームが審判を攻撃する場面に多くの人々が批判的な意見を示しました。しかし、北朝鮮代表選手を保護するために忙しい状況の中、シン・ヨンナム監督は選手らを弁護しました。

シン監督は試合後の記者会見で「今日は誤った宣告で(選手らが)少し興奮したのは事実です。主審が公正でなければ、サッカーに対する侮辱だと考える」と述べました。

北朝鮮代表チームのこの事件は衝撃的であり、国際的な批判を浴びています。日本戦における審判の判定について、今後さらなる議論が巻き起こることが予想されます。

ソースリンク: 日本ニュース24時間