フランスでトコジラミ大発生!五輪前に政府が駆除へ

トコジラミ

フランスの公共交通機関や映画館などで、害虫のトコジラミが大量発生し、SNSなどで話題となっています。2024年のオリンピック開催を控えているため、フランス政府は迅速に駆除に乗り出す方針です。

トコジラミの被害が拡大中

トコジラミは、首都パリの地下鉄や高速鉄道、映画館や病院などで確認されました。SNSには、トコジラミの映像や画像が多数投稿され、社会問題化しています。特に南部のマルセイユでは、トコジラミの発生が原因で中学校が閉鎖されるほど被害が深刻化しています。

トコジラミは「南京虫」としても知られており、刺されると赤い斑点ができ、痛みやかゆみ、睡眠障害を引き起こすことがあります。フランス政府によれば、トコジラミは1950年代にはほぼ姿を消していましたが、1990年代以降、殺虫剤への抵抗力が強くなったことや、人々の移動が増えたことにより再び確認されるようになったとのことです。

五輪前に駆除対策へ

フランス政府は、2024年にパリで開催される予定のオリンピックに向けて、トコジラミの駆除に取り組む方針です。公共交通機関を運営するパリの交通公団は、トコジラミの発見はないと主張していますが、市民の安心・安全を守るため、政府は積極的な対策を講じる必要があります。

トコジラミ

まとめ

フランスでトコジラミの大発生が報告され、SNSを中心に話題となっています。特にオリンピック開催を控えているパリでは、政府が迅速に駆除対策に乗り出すことが決定されました。この問題に関しては、市民の健康と安全が重要視されるべきであり、国際化が進む現代社会において、感染対策がますます重要になっています。

【ソース】日本ニュース24時間