インドの乗用車最大手、マルチ・スズキが、5ドア仕様の新型小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「ジムニー5ドア」の輸出を開始しました。この車はインド国内で生産され、西部グジャラート州のムンドラ港などから中南米や中東、アフリカなどに輸出されます。ただし、現時点では日本への輸出は含まれていません。
ジムニー5ドアの特徴とは?
ジムニー5ドアは、インドでのみ生産される車種です。昨年1月にマルチ・スズキが開催されたインド最大の自動車見本市「オート・エキスポ2023」で初披露され、今年6月に価格が発表され、販売が開始されました。
以前から、マルチ・スズキは3ドア仕様の「ジムニー3ドア」を輸出専用モデルとして販売しており、同じくムンドラ港からの輸出を行っていました。ただし、現在はインドからの輸出は行われておらず、日本からの輸出に注力しています。
マルチ・スズキの貢献
マルチ・スズキの竹内寿志(ひさし)社長は、発表資料を通じて、ジムニーの存在感について言及しました。「ジムニーにより、SUVセグメントでのマルチ・スズキの存在感が高まりました。現在、当社は乗用車17モデルを輸出しており、今後もインド産乗用車の輸出をけん引していくために努力を続けます」と述べました。
インド自動車工業会(SIAM)によると、マルチ・スズキは昨年度(22年4月〜23年3月)の乗用車の輸出台数で首位を獲得しました。その輸出台数は前年度比8.4%増の25万5,439台です。
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(Source: 日本ニュース24時間)