札幌五輪、34年も困難か 秋元克広市長が緊急会見「あきらめない」

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札幌市と日本オリンピック委員会(JOC)は、2030年の冬季五輪・パラリンピックの招致を断念し、34年以降の大会の開催可能性を探る方針を決めました。しかし早くも34年大会の実現が困難になってきたようです。国際オリンピック委員会(IOC)が13日の理事会で、30年大会と34年大会を同時決定する方針を示しました。秋元克広市長は14日に緊急会見を行い、「同時決定はあくまで適切な条件がそろっている場合に検討するものだ」と説明しました。そして34年大会の実現は諦めていないことを強調しました。

同時決定方針に対する市長のコメント

市長は同時決定方針について、「事前にJOCの山下泰裕会長から可能性は少ないと聞いていたので、驚いた」と述べました。今後の方針については、「山下会長が帰国した後に会って相談したい」と述べました。IOCは11月28日からの理事会で候補地の絞り込みを行う予定であり、2つの大会が同時に決定されるのかどうかが注目されています。

継続的な対話の中で未来を模索

札幌市とJOCは30年大会の招致は諦めましたが、IOCとの間で開催年を特定しない「継続的な対話」を続ける方針です。今後の展開がますます注目されます。

札幌五輪の開催は未だに不透明な状況ですが、秋元市長が「あきらめない」という強い意志を示しています。札幌市民として、私たちも彼らの頑張りを応援しましょう。

Source: 日本ニュース24時間