風邪症状が長引く原因は「のど奥のさぼり癖」?医師が解説する対策とは?

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最近、長引く風邪に悩まされている人が増えています。そこで、いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤博道院長が、「のどの奥に“さぼり癖”がついている」と指摘しています。

異例の残暑から急な寒暖差で、自律神経が乱れる

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のどの奥には、吸い込んだ空気の通り道となる「気道」というものがあります。この気道は、ほこりやウイルスなどの異物を体外に排除する役割を果たしています。

しかし、今年は異例の残暑から急な寒暖差、カラカラ天候の変化といった気候の変化がありました。このような状態では、体が追い付かず自律神経が乱れてしまい、気道の機能が低下することがあります。そのため、本来ならば防いでくれる異物も通過してしまい、のどの奥の「さぼり癖」が生じるのです。

「気道過敏」予防には規則正しい生活が重要

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さらに伊藤院長は、「せきが長引く悪循環が起きている」と指摘しています。現在、せき止めの薬が不足していて手に入りにくい状況が続いています。それゆえ、せきが長引いてしまうのです。

そこで伊藤院長は、「『気道過敏』にならないようにするためには、規則正しい生活を送り、寒暖差や乾燥した空気に負けない体づくりをしましょう」とアドバイスしています。

風邪症状がなかなか改善しない場合は、専門医に相談することが大切です。

この記事は「日本ニュース24時間」の一部です。

ソースリンク:https://news.yahoo.co.jp/articles/677b6f038eff67408940eb11d1429ba2e9d6e9fe