もんたよしのりさんが亡くなる 72歳 音楽界の伝説が旅立つ

もんたよしのりさん

もんたよしのりさんは、ロックバンド「もんた&ブラザーズ」のボーカルとして知られ、代表曲「ダンシング・オールナイト」で一世を風靡しました。しかし、大動脈解離のため、72歳で亡くなったことが明らかになりました。兵庫県神戸市出身のもんたさんは、穏やかな表情でこの世を旅立ちました。

音楽界の巨星、もんたよしのりさんの功績

もんたよしのりさんは、長男として生まれ、中学1年生の時にビートルズに出会い、音楽への情熱を抱きました。1980年に「もんた&ブラザーズ」としてリリースした「ダンシング・オールナイト」は大ヒットし、NHKの「紅白歌合戦」にも出場しました。もんたさんの個性的なハスキーボイスは、日本中に響き渡りました。

また、1983年には大橋純子さんとのデュエット曲「夏女ソニア」が化粧品のキャンペーンソングに起用されました。同年、「ギャランドゥ」を友人の西城秀樹さんに提供し、日本レコード大賞金賞を受賞しました。しかし、忙しい日々により疲弊し、活動を一時休止しました。その後、関西に拠点を戻し、アフリカや東南アジアを放浪する旅に出ました。彼は数多くのチャリティーコンサートを手がけ、阪神・淡路大震災や発展途上国への支援金として寄付しました。

最後の旅立ち

2021年にはデビュー50周年を迎え、子どもの頃の音楽への愛を再び感じていたもんたさん。8月には約4年ぶりのライブを地元・神戸市で開催し、9月26日にはNHK総合「うたコン」に出演しました。彼はブログで「ただ楽しませてもらった。沢山の人に俺の歌に反応してもらえたようで、めちゃめちゃ嬉しくて嬉しさが全身を駆け巡るようだった」と喜びを綴っていました。

現在、もんたよしのりさんは大阪のFMラジオ・FM COCOLO「MARK’E MUSIC MODE」に月イチゲスト出演しており、18日に出演予定でしたが、この日の放送は行われませんでした。

もんたよしのりさんは日本の音楽界に多大な貢献をした偉大なアーティストであり、彼の音楽は多くの人々に勇気と感動を与えました。その功績は永遠に語り継がれることでしょう。

参照リンク:日本ニュース24時間