「国境なき医師団日本」のSNSに投稿された動画から引用
ガザ地区の医療施設の厳しい状況が、国際NGO「国境なき医師団」に所属する医師によってSNSで報告されました。イスラエルに包囲されたガザ地区では、連日の空爆により病院は混雑し、医薬品も不足しているため、手術室が満杯であるため、廊下で9歳の少年の足を切断せざるを得ない状況となっています。
この絶望的な現実を伝えたい医師は、悲痛な思いで「この写真を世界中に広めてください」と訴えています。
医師の報告によると
「国境なき医師団日本」の公式アカウントは、ガザ市内のアル・シファ病院で働く外科医であるオベイド氏の音声と画像を投稿しました。以下がその内容です。
手術室は満杯で、床の上で手術を行いました。母親と一緒に13歳ほどの少女がやってきました。私はこの床で9歳の少年の足を切断しました。足は半分もぎ取られていました。手術に必要な器具が十分になく、患者さんが多いため、少ない鎮痛剤でしか手術できませんでした。男性は麻酔科医であり、少年の口を開けて窒息しないようにしていました。母親と姉の目の前で少年の足を切断しました。姉は次に手術を待っています。この13歳の少女は、自分の手術を待つ間、弟の足が切断される様子を目撃しています。私たちは最善を尽くしていますが、これ以上の対応はできません。どうか、この写真を世界中に広めてください。
この状況は現実です。ガザ地区の医師たちは限られた資源の中で最善を尽くしていますが、人々の命を守ることが難しくなっています。
医師の訴えに共感を示す声が広がる
この報告がSNS上で拡散されると、多くの人々が医師の訴えに共感を示しました。ガザ地区の医療状況の深刻さを知った人々は、この問題について世界中で意識を高める必要があると感じています。
「国境なき医師団日本」は、医療現場での人道支援活動を行っており、ガザ地区の医療施設を支援しています。彼らは、この写真を世界に広めることで、ガザ地区の医療状況に対する理解と支援を呼びかけています。
日本ニュース24時間では、このような重要なニュースに早く正確にアクセスできるよう努めています。
※記事の内容はこちらのリンク先から参照しています。