中国襲った「見知らぬ感染症」…韓国も患者急増、大流行を警告

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マイコプラズマ肺炎菌(写真=済州感染症管理支援団)(c)MONEYTODAY

11月02日のKOREA WAVEによると、中国でマイコプラズマ肺炎が流行しているというニュースが報じられ、韓国でも不安が高まっています。この病気は4年周期で流行するとされ、今年は韓国でも流行する可能性が高いと言われています。

マイコプラズマ肺炎の急増

韓国の疾病管理庁によると、10月8日から14日の間に韓国でのマイコプラズマ肺炎の患者数は90人で、前年同期比で3倍以上増加しました。8月末から徐々に広がり、10月初めには122人まで急増しており、毎週100人前後の患者が発生しています。

マイコプラズマの症状と特徴

マイコプラズマは発熱、せき、喉の痛みなど、風邪に似た症状を引き起こす細菌で、飛沫感染によって広がります。一部の患者では喉、気管支、肺の炎症を引き起こします。この病気のほとんどは子供や若者に発症し、韓国では入院患者のうち約8割が1歳から12歳の子供です。

特に、新型コロナウイルスの流行により、子供たちの免疫力は低下しており、韓国の防疫当局はマイコプラズマ肺炎の流行状況に注視しています。

マイコプラズマ肺炎の流行周期

マイコプラズマ肺炎は2011年、2015年、2019年にも流行が報告されました。4年周期で流行するため、今年も再び流行する可能性が高いです。最近では2019年の第41週に患者数が455人に達したことがありました。

オム・ジュンシク教授によると、「インフルエンザやアデノウイルスなどの呼吸器ウイルスに感染した呼吸器粘膜にマイコプラズマが侵入し、肺炎を引き起こすリスクが高まります。今年は特に子供や若者を中心に広がる可能性が非常に高いです」とのことです。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News

この記事は日本ニュース24時間から提供されています。

Source link: https://news.yahoo.co.jp/articles/96b67da9d441665d61f130ce929c87fa2439c146