駐車料金トラブル!弁護士が怒り心頭 なぜ1500円が4800円に?

コインパーキングの駐車料金表示によるトラブルが増えていることに国民生活センターも注意喚起しています。最近、ニュース番組『ABEMAヒルズ』では、ある弁護士が思いもよらない金額を請求され、大きな問題になっていると報じました。

駐車料金表示に問題あり?

弁護士の山岸久朗氏は、「駐車場の値段が車から見えない場所に書かれていたり、大事な情報が小さい字で書かれていたりする。消費者としては許せないですよね」と怒りをあらわにしています。

駐車料金のトラブルを投稿した山岸久朗弁護士

山岸弁護士のトラブル事例

山岸氏が投稿した駐車料金トラブルには多くの共感が寄せられています。事の発端は、ある朝9時ごろ、大阪府内のコインパーキングに車を停めたときのことでした。

大きな看板には「10時から16時までは最大料金1200円、16時から翌朝10時までは最大料金900円」と書かれていました。山岸氏は車を6時間ほど停める予定でしたので、最大料金の1200円で合計1500円くらいになると思っていたのです。

しかし、車を出そうとしたとき、なんと4800円もの駐車料金を請求されてしまったのです。

想定外の料金に山岸氏は緊急連絡先へ連絡しました

どうして1500円が4800円に?

山岸氏は間違いがあったのではないかと思い、すぐに駐車場の緊急連絡先に電話しましたが、対応したのはコールセンターのスタッフでした。

スタッフは「4800円が正しい金額ですので、お支払いください」と言ってきました。その根拠は、「9時に駐車を開始したので、9時から10時までは最大料金900円が適用される」とのことでした。

コールセンターの説明によれば、駐車料金は25分ごとに300円で、10時から16時までの利用であれば、最大料金は1200円までとなります。山岸氏の場合、9時から10時の1時間は最大料金900円ということになります。さらに、10時から15時過ぎまでの駐車料金は通常料金の25分ごとに300円で、3900円になるため、合計で4800円となったのです。

このようなトラブルを避けるためには、駐車場の料金表示に注意する必要があります。特に、駐車場の値段や重要な情報は、明確に表示されるようにしてほしいものです。

参照リンク: 日本ニュース24時間