『下品なAI偽動画』が拡散、日テレ激怒 作成者が「訴訟等は停止を」と謝罪も炎上やまず

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生成された岸田文雄首相の偽動画がSNS上で広まり、大きな波紋が広がっています。この問題はテレビや新聞でも報道され、作成者は訴訟をやめるように懇願しましたが、非難が続出し、炎上状態となっています。

岸田首相の下品な言葉での偽動画

問題の動画は、岸田首相が画面に向かって下品な言葉を発しているように編集されています。画面には「日テレNEWS24」「LIVE」「BREAKING NEWS」などのテロップも表示されています。この動画がX(旧ツイッター)で拡散されたことを受けて、日本テレビは「放送、番組ロゴをこのようなフェイク動画に悪用されたことは、到底許すことはできません」という怒りのメッセージを発信しました。

作成者の謝罪文

作成者は4日にXに謝罪文を投稿しました。「岸田総理のAIフェイク動画は全て削除しましたので、訴訟などは停止してください。私には日本テレビの業務を妨害する意図はありませんし、攻撃をする意図もございません」と述べています。彼はAIを使って岸田首相の演説や記者会見から学習し、約1時間でこの偽動画を作成したと明かし、その目的は「ツッコミ待ちのたんなるかまって行為」であることを明確にしました。

厳しい声が相次ぐ

この件に対し、ネット上では厳しい意見が相次いでいます。「AIを利用する人次第ですね」「法的にも道義的にも責任を取りましょう」「岸田総理への謝罪はどうだ?」「消して謝ったから逃げられると思っているのは誤りだ」「AIフェイクに甘い対応をすると、愉快犯が次々と現れるので、非常に厳しい対応が必要だろう」といった声が続々と寄せられています。

このような問題は、その影響が大きいため厳重に対処される必要があります。AI技術の進歩に伴い、フェイク情報を見極める能力も求められるようになってきました。今回の事件を教訓に、AI技術を使っての情報操作やフェイク動画作成に対して適切な対策が取られることを願いたいです。

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