「ドラクエ」シリーズは、何度も挑戦しても倒しきれない強力なモンスターが存在します。プレイヤーたちは無防備にザコモンスターに出くわし、痛い目に遭ったことでしょう。今回は特に厄介なザコモンスターを紹介します。
ピラミッドの「ひとくいばこ」
ファミコン版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』に登場する「ひとくいばこ」は、非常に強力なザコモンスターです。このモンスターは「ピラミッド」のダンジョンに生息しており、序盤のレベル10台で出くわすことがあります。さらに、宝箱に擬態しているため、無防備に宝箱を開けると確実にバトルが始まります。
「ひとくいばこ」の攻撃力は脅威の「200」を誇ります。これは「ゾーマの城」に出現する「だいまじん」と同じ攻撃力であり、バラモスやキングヒドラなどの強力な敵や、ラスボスの大魔王ゾーマと同等です。さらに、眠り状態にする「あまいいき」を使いこなすので非常に厄介です。
この恐ろしい魔物と序盤で戦わなければいけないという事実に、ファミコン世代のプレイヤーは「中盤以降の敵よりもひとくいばこの方が怖い」と言われるほどでした。
ロンダルキアへの洞窟の「ドラゴン」
ファミコン版『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』に登場する「ドラゴン」も非常に強力な相手です。この魔物は「ロンダルキアへの洞窟」として知られる難しいダンジョンに出現します。
ロンダルキアへの洞窟の難易度を上げている要因の一つが、ドラゴンによる襲撃です。このダンジョンでは、通常攻撃と強力な「ほのお」による全体攻撃を得意としています。さらに、最大で4体のドラゴンが同時に出現するため、連続で「ほのお」を放たれるとパーティは一瞬で全滅してしまいます。
ファミコン世代のプレイヤーにとって、「ロンダルキアへの洞窟」という名前だけで恐怖を感じることができます。その理由は、この危険なモンスターであるドラゴンによる攻撃が非常に強力だったからです。
『ドラクエ』シリーズは数々の強敵モンスターが登場しますが、これらのザコモンスターは特に恐怖を感じるものでした。ファミコン世代のプレイヤーにとって、このゲームは心に深いトラウマを残しました。
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