料理研究家リュウジ氏は、食中毒騒動が発生した「デザインフェスタ」出店のマフィンについて、自身の意見を公開しました。
騒動の背景
東京・目黒区にある焼き菓子店「Honey×Honey xoxo」(ハニーハニーキス)が、11日と12日に開催されたアジア最大級のアートイベント「デザインフェスタ」で販売したマフィンが問題となりました。購入者がSNS上で腹痛や体調不良を訴え、異臭や具材の異常を指摘する声も相次いでいます。店側は食中毒が発生したことを公表し、謝罪と保健所からの指導を受けていると伝えられています。
無添加や乳幼児向けのPR
同店はこれまで、焼き菓子の作り方について「全ての防腐剤や添加物を使用せず、市販の焼き菓子と比べてお砂糖の量は半分以下。離乳食完了期のお子様でも安心して召し上がれます」と宣伝していました。しかし、今回の騒動を受けて、SNS上で「5日間製造しないと間に合わない」と告白したり、「保管場所は18℃以下を保っていましたが、外気温が高かったため何個か傷んでしまった可能性がございます」という説明を行ったことで、常温で保管されていた可能性も浮上しています。
リュウジ氏の意見
リュウジ氏は自身のX(旧ツイッター)で「食品添加物は『積極的に使え』とは言わないけど衛生的観点から『適切に使った方が下手な無添加食品より安全』という認識は広がった方が良いと思う」と投稿しました。さらに、「無添加だから安全、オーガニックだから安全は幻想です」と警鐘を鳴らしています。
マフィンの食中毒騒動を受けて、リュウジ氏が指摘したのは「無添加やオーガニックであるからといって必ずしも安全であるとは限らない」ということです。食材の品質や衛生管理が大切であり、正しい知識と適切な処理が必要であることを強調しています。
参照リンク: 日本ニュース24時間