「どうして数人で暇つぶしに行ったんですか。おかしくないですか？」と、共に民主党の李秀真（イ・スジン）議員が同僚議員を厳しく詰めた。
22日、国会気候危機特別委員会の全体会議で、李秀真議員は同党所属議員である金禎鎬（キム・ジョンホ）委員長に向かって、異例の質問を投げかけました。なぜ自分を除く数人の議員だけが欧州出張に行ったのか、というものです。
出張の目的と予算
李秀真議員は「どうして数人で行ったのか」「行くにしても暇つぶしに行ってきて、結果も共有せず、残りの気候危機特別委員会の委員たちは何をすればいいのか」と疑問を呈しました。一方、金禎鎬委員長は「予算がなかったため行けなかった」と答えました。しかし、李秀真議員は「予算があったはずなのに、なぜ行かせてもらえなかったのか」と非難しました。金禎鎬委員長は「今後、透明性をもって公にし、予算範囲内で誰がどのように出張するかを公正に処理する」と述べました。
国会ホームページで公開された出張報告書によると、金禎鎬委員長は今年8月、英国、ドイツ、オランダを訪れました。出張の目的は「炭素中立（カーボンニュートラル）改善案準備」とされています。
政界内での反応
李秀真議員の抗議に対し、国会内では「議員たちは海外出張メンバーに入れてもらえずに残念に思っているが、このように公の場で問い詰めるケースは初めて見た」という声が上がっています。共に民主党の関係者は「出張先が欧州でなかった場合、このように問い詰めることはなかったのではないか。まるでコントだ」と語りました。
パク・サンギ記者
Source: 日本ニュース24時間
