アメリカの元警察官、刑務所で刺され重傷―黒人男性を暴行死させた容疑

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アリゾナ州の刑務所で、アメリカの元警察官であるデレク・ショービン受刑者が刺され、重傷を負いました。デレク・ショービンは、3年前に黒人男性を暴行して死亡させた罪で収監されていました。

デレク・ショービン受刑者は、2020年5月にミネソタ州ミネアポリスで、黒人男性のジョージ・フロイドさんに対して長時間にわたり首を膝で押さえつけるという行為を行い、その結果、ジョージ・フロイドさんは息をすることができずに死亡しました。この事件は、アメリカ全土に広がる抗議デモや人種差別に反対する運動「ブラック・ライブズ・マター」の発端となりました。

24日、デレク・ショービン受刑者は刑務所内で他の受刑者に刺され、重傷を負いました。詳細な経緯や犯人の動機についてはまだ明らかにされていませんが、当局が捜査を進めています。

この事件は、刑務所内での暴力行為の危険性や警察官の行動に対する社会的な関心を再び引き起こしました。アメリカにおける警察の改革や人種差別の撤廃に向けた取り組みが続く中、この事件はさらなる議論を呼び起こすことでしょう。

記事の引用元: 日本ニュース24時間